真珠の耳飾りの少女

展覧会 #絵画
７月６日
東京都美術館（上野）で
「マウリッツハイス美術館展」を見てきました。
（９月１７日まで）
 
何よりもまず驚いたのは、上野公園の変わりぶり！
木がかなり伐採され、スターバックスができていました。
そして、改装が終わった東京都美術館は、
明るく機能的に生まれ変わっていました。
今回の展覧会は、改装後の館のお披露目でもあります。
 
さて、金曜の午後２時半ごろに到着すると、
なんと入場のために３０分待ちの行列が
会期最初の金曜日とあって盛況盛況。
 
入場制限のおかげもあり、また今回は展示作品数が
全部で４８点と少ないので、作品がゆったりと
展示されていて、混雑しているわりには
ちゃんと見られました
 
ただし目玉である「真珠の耳飾りの少女」は別格
広～い部屋に、それ１枚だけが鎮座しています。
で、最前列で見たい人は、ここでまた列に並びます。
人垣の後ろからでもいい人は、すぐに近くまで行けます。
９割の人は並んでいました。
コレを見るために来たんですものね。
 
私は１５年ぐらい前に、大阪でじっくり間近で見たのですが、
まあ久しぶりだし、せっかくだし、ということで
２０分ばかり並んで最前列で見ました。
といっても半円形の柵があるため、大阪の時より
かなり遠かったです。

数秒以上立ち止まると、すぐそばの警備員に、
「おそれいりまーす（はよ、どかんかい、後ろつまっとんじゃ）」
と注意されます。
 
３階までぐるぐる上がりながら鑑賞するのは、
以前と同じですが、エスカレーターが新設されて、
高齢者の方でも楽に移動できるようになっています。
 
鑑賞後、グッズ売り場を抜け、下りエスカレーターに
乗る前にストップ！
視線の先に、マネキンがいます。近寄ってみると、
武井咲が「真珠の耳飾りの少女」に扮したときの衣装が
展示されています。
下半身（スカート）はもちろん想像でしかないのですが、
なかなか美しく、記念に写真に収めている人もいました。
 
　　　　　   　　　　　　　　　　   　　　　　  
 
来週土曜、１４日の「美の巨人たち」
（テレビ東京・２２時～）
では、この「真珠の耳飾りの少女」を取り上げます。
 
また、今夜の「新日曜美術館」アートシーン
（ＮＨＫ・２０時４５分～）
では、フェルメール作「真珠の首飾りの少女」が見られる
「ベルリン国立美術館展」（上野／国立西洋美術館）の
見どころが紹介されます。
※時間を間違えて書いていました。
訂正し、お詫びします。