2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

パンテオン17 被り物大集合

まずは2枚の写真をごらんください。 1枚目は男性用、2枚目は女性用の宗教的な被り物です。 計6個のうち、1つだけ仲間はずれがあるのが わかりますか?宗教が違いますね。 1枚目からゆっくり紹介していきましょう。 まず私が手にしているこの黒い帽子。…

白眼視の元祖

昨日、ヒンデンブルグの話をしたら、エジプトで気球が炎上墜落! うーん、シンクロニシティ。 気球に乗るツアーといえば、トルコのカッパドキアが有名ですね。 大都会ベルリンの上でもやっていました。 どちらも浮いているのを見ましたが、乗っていません。 …

『ヒンデンブルグ』

2月25日 『ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀』 という映画を見ました。 HP:http://hindenburg.toeiad.co.jp/index.html ヒンデンブルグ号の事故についてはご存知でしょうか。 爆発炎上する実際の白黒映像をごらんになった方もあるでしょう。 機体の前方…

あなたは縄文人?弥生人?

現在の日本人には大きく2つのルーツがあります。 土着の縄文人と、渡来系の弥生人です。 縄文人は約4万年前に日本にやってきた人々で、 ヨーロッパ人やオセアニア、東南アジアの人と同系統です。 弥生人はもっと遅れて2~3000年前に 日本にやってきた…

ハムレット・レポート・レポート

2月16日 初台の新国立劇場・小劇場で 「ハムレット・レポート」というお芝居を見ました。 劇団員の一人がたまたま知り合いだったので、 彼女の晴れ舞台を見なければ、ということで 彼女を知る友人と一緒に見ました。 彼女はまだ16歳で、その劇団(大学生…

エル・グレコ展

2月22日 上野、東京都美術館にて『エル・グレコ展』を見ました。 http://www.el-greco.jp/index.html 以前はあまりグレコの絵が好きではなかったのですが、 去年のスペイン旅行で、彼のゆかりの地トレドや プラド美術館に行ったので、まだちょっとグレコ…

スパゲッティが1本なら?

いまや誰もが「パスタ」と言う言葉をご存知でしょう。 しかし私が子供のときは、そんなおしゃれな呼び方はなく、 スパゲッティとマカロニしかありませんでした。 このスパゲッティですが、もし1本しかなければ それはスパゲッティではありません。 スパゲッ…

ハモン・デ・狂想曲 その7

今月初めに予定していた生ハム食べ放題女子会 ですが、事情により延期となりました。 実は・・・友人のほぼ全員が産前または産後!! という嘘のような本当の話。 酒飲んでさわいでる場合ではなーい!てわけ。 ・・・私の周りに限っては少子化なんてどこふく…

今日のお・や・つ17 鳳梨酥

水曜中国デーです。 今日は中国本土ではなく台湾名物から。 「鳳梨酥(フォンリースー)」パイナップルケーキです。 ケーキというよりソフトクッキーのような食感。 四角くて、中にパイナップルジャムが入っています。 台湾みやげの定番ですね。個包のものは…

アイシャ's Kitchen その6

ちょっと間が空いてしまいましたが、 まだ食事の途中でした。 マトンカレーの日の続きのメニューです。 わらじではありません。 パキスタン北部、山岳地方の伝統料理で 「チャッパルカバブ」というそうです。 豆の粉と卵、たまねぎ、グリンピースを混ぜて ク…

ムセイオン17 アショーカ王石柱碑

アショーカ王(中国語表記では阿育王)というのは 古代インドの最古の王朝、マウリヤ朝の最盛期の王様。 若いころは戦いの中でかなり残虐なこともしていましたが、 あるとき仏教に帰依し、それからはお釈迦さま(仏陀)の教えを 広く普及させるべく尽力しま…

パンテオン16 詩篇の豆本

聖書には旧約聖書と新約聖書の2種類があります。 ともにキリスト教の聖典です。 新約聖書がイエス・キリストの伝記やその弟子たちの 手紙、言行録などから成るのに対し、 旧約聖書は、キリスト教が成立するずっと以前に書かれました。 これはもともとユダヤ…

切れそうな三日月

数日前の夜、仕事帰りに空を見上げたら、 なんとも美しい三日月でした。 「三日月」をフランス語では? ヒントは・・・食べられます。 そうです。クロワッサンですね。 フランスでは朝食の定番。 クロワッサンをフランスに持ち込んだのは マリー・アントワネ…

今日も命日!

まあ365日、誰かの命日なのですが・・・。 2月15日はお釈迦さまの命日です(本来は旧暦ですが)。 お寺では「涅槃会(ねはんえ)」という法要が執り行われます。 お釈迦さまは多くの弟子を引き連れて、教えを説きながら 各地を旅しましたが、故郷へ戻る…

命日!

今日は、キリスト教における聖人 ヴァレンティヌスが処刑された日です。 西暦270年のことでした。 当時のローマ帝国は「軍人皇帝時代」と呼ばれる混乱期で、 兵士は結婚することが禁じられていました。 そんな中、ヴァレンティヌス司祭はひそかに兵士らの…

フカヒレ!

昨日の続きです。 春節を迎えた横浜中華街にやって来ました。 獅子舞はもう十分見たので、次は関帝廟にお参り。 ここは三国志の英雄のひとり、関羽を祀るお寺です。 関連記事:http://blogs.yahoo.co.jp/moralehistorya/30871868.html もう何度も来ています…

春節!

新年快楽!!シンニェンクァイルー! あけましておめでとうございます。 今週は水曜・中国デーを前倒しして、 今日・明日の2日にわたって中国デーです。 2月10日は旧暦の元日。 旧暦で新年を祝う中国では、いまお正月まっただなか。 というわけで2月1…

今日のお・や・つ16 チュッパチャプス

今日のおやつは遅れてきたスペイン土産 チュッパチャプスです。 この有名な棒つきキャンディー、実はスペイン生まれ。 1958年にバルセロナで誕生しました。 現在のパッケージは、これまた有名なスペインの芸術家 サルバドール・ダリのデザインです。 レ…

内なる旅 その3:認識の迷路をぬけて

哲学堂公園を散歩中です。 前の記事:http://blogs.yahoo.co.jp/moralehistorya/31539824.html 時空岡という広場に来ました。 六角形の赤い塔は六賢台。ちょっと逆光。もっと鮮やかな朱色。 名前の通り、聖徳太子、菅原道真、中国の荘子と朱子、 インドの竜…

ムセイオン16 パピルス

まだ紹介していなかったのがフシギなくらいメジャーな一品。 世界最古の紙、パピルスPapyrusです。 この言葉が変化して、英語のペイパーPaperになりました。 発祥はエジプトですが、古代地中海世界で広く使われました。 ナイル川流域に生えるカヤツリグサの…

テレビCMにつられ・・・

買ってしまいましたよ。 「世界の貨幣コレクション」 参照:http://www.sekainokahei.jp/home.html?utm_source=yahoo&utm_medium=listingPC&utm_content=real&utm_campaign=WOM シリーズ物を買うのは「マーダーケースブック」 以来です。(古い。) 創刊号は…

実はイタリア~ノ

この間、節分の話を書きました。 そのときにタイトルを考えていて、思い出したことがあります。 あの「♪鬼~のパンツはいいパンツ~」という替え歌、 元はイタリアの歌だというのはご存知だと思います。 サビのところが有名ですね。 「♪フニクリ、フニクラ、…

王羲之展

水曜・中国デーです。 2月1日 東京国立博物館で開催中の 「書聖・王羲之~書を芸術にした男~」(3月3日まで) を鑑賞しました。 http://o-gishi.jp/ http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1569 書聖・王羲之の「蘭亭序」。 「永和九年」…

乗馬5級をとるぞの巻 完結編

乗馬5級ライセンス講座、最終日の後半です。 クラブハウスで筆記試験を受けた後、少し休憩。 その辺においてある乗馬雑誌をパラパラしていると 指導員さんがお茶を持ってきてくれたので、 かねてから気になっていたことを質問。 ウエスタン・スタイルとブリ…

アイシャ's Kitchen その5

パキスタン人の友人、アイシャが作ってくれた料理を 紹介しています。 この日のメニューは・・・ マトンカレー!!(写真右下) 「ビスミッラー!(いただきます)」 う~ん、これまためっちゃおいしい☆ やっぱカレーにハズレはないね。珍しくおかわりしちゃっ…

♪鬼~のパンツは・・・

今日は節分。 「豆」を食べ、投げて、「魔」を「滅」する日。 節分は年に4回あります。 立春の前日(2月3日)、立夏の前日、立秋の前日、 立冬の前日。つまり季「節」を「分」ける日です。 ではなぜ二月だけ鬼退治をするのでしょう。 下の図をご覧くださ…

世界のステッキ大集合

2月1日 大丸・東京店10階にて 「C・チャップリン&愉快なステッキ展」を見ました。 会場のすぐ隣にあるステッキ専門店の女社長が、 個人的に収集してきた世界中のステッキを 公開しているものです。入場無料。 私が行ったときは、チャップリンの写真ハ…

内なる旅 その2:賢者たちとの邂逅

哲学堂公園を散策しています。 前の記事:http://blogs.yahoo.co.jp/moralehistorya/31525496.html 林をおりて川べりの広場、唯物園に出ました。 「神秘洞」と呼ばれる泉や、「物」という字の形の植え込みが あります。 橋を渡って向こう岸の「哲学の庭」へ…