パンテオン16 詩篇の豆本
旧約の内容は、天地創造から始まるヘブライ神話であり、
古代オリエント世界におけるヘブライ民族(ユダヤ人)の歴史です。
アダムとイブの創造、ノアの箱舟、モーセの十戒、
栄華を極めたソロモン王やダヴィデ王、バビロン捕囚などの話が
出てきます。
当然イエスは出てきません。
古代オリエント世界におけるヘブライ民族(ユダヤ人)の歴史です。
アダムとイブの創造、ノアの箱舟、モーセの十戒、
栄華を極めたソロモン王やダヴィデ王、バビロン捕囚などの話が
出てきます。
当然イエスは出てきません。
これは3種類の書物の頭文字をとった総称です。
「トーラー(律法の書/モーセ五書)」
「ネヴィイーム(預言者の書)」
「ケトゥヴィーム(その他もろもろの書)」。
※この場合のKとHはヘブライ語では同じ文字
神への賛美、感謝、嘆きなどをうたった『詩篇』の中でも
特に有名な箇所といえば1つは第23編。
特に有名な箇所といえば1つは第23編。
「主はわが牧者なり
われ乏しきことあらじ。
主はわれを緑の野にふさせ
いこいのみぎわに伴いたもう。
主はわが魂を活かし、御名(みな)のゆえをもて、
われを正しき道に導きたもう。
たとい、われ死の陰の谷を歩むとも
わざわいを恐れじ。
なんじ、われと共にいませばなり。」
われ乏しきことあらじ。
主はわれを緑の野にふさせ
いこいのみぎわに伴いたもう。
主はわが魂を活かし、御名(みな)のゆえをもて、
われを正しき道に導きたもう。
たとい、われ死の陰の谷を歩むとも
わざわいを恐れじ。
なんじ、われと共にいませばなり。」
キリスト教徒にもなじみのある箇所ですね。
賛美歌2編41番の歌詞になっていますし、
かつて世界中で話題になった、核戦争の恐怖を描いた絵本(映画)
『風が吹くとき』のラストシーンで、
ジムが唱えたお祈りもこの部分でした。
賛美歌2編41番の歌詞になっていますし、
かつて世界中で話題になった、核戦争の恐怖を描いた絵本(映画)
『風が吹くとき』のラストシーンで、
ジムが唱えたお祈りもこの部分でした。
最後に、私のお気に入りの箇所を。
第19編です。
「もろもろの天は神の栄光をあらわし、
大空はその御手のわざをしめす。
この日、言葉をかの日につたえ、
この夜、知識をかの夜におくる。」
「もろもろの天は神の栄光をあらわし、
大空はその御手のわざをしめす。
この日、言葉をかの日につたえ、
この夜、知識をかの夜におくる。」
日々、言葉もて知識をつなぐ。
それが神からたまわりし
わたくしの使命でございます。
それが神からたまわりし
わたくしの使命でございます。