乗馬5級をとるぞの巻 完結編

乗馬5級ライセンス講座、最終日の後半です。
 
クラブハウスで筆記試験を受けた後、少し休憩。
その辺においてある乗馬雑誌をパラパラしていると
指導員さんがお茶を持ってきてくれたので、
かねてから気になっていたことを質問。
 
エスタン・スタイルとブリティッシュ・スタイルって
どう違うのですか??
乗馬教室の紹介などには、どちらのスタイルの教室かが
たいてい明記されています。
 
背筋を伸ばしてエレガントに乗るヨーロッパ式の馬術ブリティッシュ
日本の乗馬教室のほとんどはこちらです。
エスタンはいわばアメリカのカウボーイ式で、
急加速させたりやたら拍車を使ったり、
砂煙を上げて急停止させたりするそうです。
当然服装も全然違うし、指導の仕方も違うそうです。
 
と教えてもらいながら、雑誌の海外情報のページを
見ていたら・・・外人さんは足が長い。
鐙が馬の腹より下に出ている。加速するとき、どこを蹴るんだ!?

ついでにこれも聞いてみたら、我々のように
かかとではなくふくらはぎで蹴っているのだそうな。
体格が違うとまた操縦法が違うのですなあ。

さて、後半。再び騎乗して少しだけ練習。
・・・そろそろ試験にしましょうか、ということで実技試験開始。
いやーホントにこの日はクリス(←馬)でよかった。
さすがベテラン(←10歳)。空気が読めるねえ。
快調に走ってくれて、こっちもちゃんと乗れてる実感がありました。
姿勢、指示出し、軽速歩などの面から採点されます。
 
これですべての課程が終了です。
結果はその日のうちに伝えられます。
筆記テストは満点。
そして60点以上で合格の実技テストは
各項目80点でした。合格です☆
 
・・・で。
スジがいいですよ、お上手ですよ、すぐ上達しますよ、
続けないんですか~、もったいない、せっかく始めたんだから、
もっと乗りましょうよ~、と勧誘攻め。
まあ、むこうも商売ですから。
 
それをのらりくらりかわしながらバスの時間を待ちます。
指導員さんが、会員同士の交流会を紹介しているとき、
教室主催のイベントで今日の指導員さんOさんが
曲乗りのようなことをしている写真が。
 
聞いてみると、Oさんは、元々器械体操をしていたそうです。
それで「あん馬」は大昔、本物の馬の上でやっていたことを知り、
自分はそれを復活させてみたんだ、と。
競技に使う「あん馬」にも、ちょっと前までは首がついていたそうです。
疾走する馬の上で体操していたのもすごいけど、
それを現代に蘇らせたのもすごい!!
 
本当にいろんな意味で面白い指導員さんでした。
会員になってあげられなくてごめんなさい。
まあまたいつか、気が向いたら乗りに来ますよ。
 
1ヵ月後、ライセンスが送られてきました。
イメージ 1
 
 
~おしまい~