ムセイオン
ご覧のとおり、スタバのタンブラー・コレクションなり。 なんだか緑が多いのは偶然。 まあ、世界中で同じようなことをしているコレクターの方はたくさんいるようです。 世界中のスターバックスのお店には、その国の国名、または都市名をあしらったタンブラー…
本題に入る前に。 え~、わたくしこのたび「世界遺産検定1級」に合格しました☆ ぜええっっったい落ちてると思ってた~! めっちゃムズカシかったんだもーん。というか試験勉強が間に合わなかったんだよー(泣)。知識問題だから知らんもんは知らん。 解答速…
一年ぶりのムセイオンでがんす。 「ムセイオン」。ミュージアムの語源となったこの言葉はギリシア語。ギリシアといえば・・・連日報道されている通り、大変なことになっていますね。もしかするとユーロを離脱してドラクマに戻ってしまうかも・・・。 という…
お待たせしました。 先週のクイズの答えは・・・ 裁断されたドル紙幣でした。 NYのウォール街にある「ファイナンス・ミュージアム」で購入。 この博物館は名前の通り、アメリカの財政・金融の歴史を紹介するものです。 あの世界恐慌のころの新聞があったり…
今日は我が家のムセイオンから、クイズです。 さて、なんでしょう。 アメリカのウォール・ストリートで買いました。 今年もまた、アメリカでガバメントシャットダウンが 起きるかもしれない、というニュースを先日きいたので、 今年はアメリカ行きは断念しま…
ギリシアネタが続きますが、W杯の対戦国ですから 旬な国ってことで、ご容赦を。 ご存知ホメロスでございます。英語ではホーマー。 紀元前8世紀ギリシアの盲目の詩人。 なかば伝説的人物。誰が見たのか知りませんが、 ホメロスといえばこの顔です。 ロンド…
アメリカ合衆国大統領が来日中、ということで、 米軍基地に近い我が家の上空は、もお~~ 昨日からぶんぶんぶんぶん、戦闘機がうるさああい!! ただいま首都圏はどこもかしこも対テロ特別警戒中! 今日からなんと9連休♪のわたくしは、家でゆっくり読書、 …
本日のムセイオンはラヴェンナ(北イタリア)で購入した 「ダンテの胸像」であります。縦10センチ余りの小さな像。 昨年秋に、ダン・ブラウン最新作『インフェルノ』を読みました。 その半年前に、ラヴェンナでダンテの墓参りをし、 さらには、墓に隣接す…
白いマントに赤い十字、とくれば テンプル騎士団。 この騎士はスペインのトレドに近い土産物屋で買いました。 フランスのモン・サン・ミッシェル島内のお土産やさんにも こんな感じの騎士たちがたくさん売られていました。 騎乗姿の大型のものもありました…
あれ、まだ紹介していなかったっけ? というくらいむかーしから我が家にある、 「ロゼッタ・ストーンのペーパーウェイト」です。 イギリス、ロンドンの大英博物館で買いました。 縦9センチ程度、厚さ1.5センチ程度で、要するにミニチュア。 あまりにも…
連休3日目、いかがお過ごしでしょうか。 私はどこにも行かず、ゴロゴロ~ゴロゴロ~、 「あーあ、親父がトム・クルーズだったらなあ」 (byずん飯尾/現実逃避シリーズ) 私のかかりつけの歯医者の先生は この連休を利用して、夫婦で1週間トルコへ行か…
ご存知「金印」です。 正確には「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」印。 福岡の志賀島で発見されたことは、あまりにも有名ですね。 1784年(江戸期・天明4年)のことでした。 現在は福岡市博物館で常設展示中。国宝です☆ これはその原寸大レプリ…
以前にムセイオンで世界最古の紙パピルスを紹介しました。 前の記事:http://blogs.yahoo.co.jp/moralehistorya/31564599.html 紀元前3世紀、パピルスに代わって登場したのが、 今日ご紹介する羊皮紙です。 パルプから作る紙が普及する以前の中世ヨーロッパ…
アショーカ王(中国語表記では阿育王)というのは 古代インドの最古の王朝、マウリヤ朝の最盛期の王様。 若いころは戦いの中でかなり残虐なこともしていましたが、 あるとき仏教に帰依し、それからはお釈迦さま(仏陀)の教えを 広く普及させるべく尽力しま…
まだ紹介していなかったのがフシギなくらいメジャーな一品。 世界最古の紙、パピルスPapyrusです。 この言葉が変化して、英語のペイパーPaperになりました。 発祥はエジプトですが、古代地中海世界で広く使われました。 ナイル川流域に生えるカヤツリグサの…
よく洋画なんかで、男が尻ポケットからこれを取り出して一口あおり、「お前も飲め」と隣の男に差し出すなんて場面がありますよね。 中身はたいてい、ウィスキーやウォッカのような強いお酒。 ・・・この容れ物、なんていうか知ってます? アウトドアが趣味…
『葡萄美酒夜光杯 欲飲琵琶馬上催 酔臥沙場君莫笑 古来征戦幾人回』 葡萄の美酒、夜光の杯 飲まんと欲すれば 琵琶 馬上に催(うなが)す 酔うて沙場(さじょう)に臥(ふ)すとも 君笑うこと莫(な)かれ 古来征戦(せいせん) 幾人か回(かえ)る 金曜・中…
なんのミニチュアだか、わかりますか? 旅行中、巨大建造物を訪れると、そのミニチュアを買うのが、なんとなく習慣になっています。まあ、実物を持って帰れないのは当然として、全てを写真に収めることもできないし・・・。 でも、それを確かに間近で見たの…
この「ムセイオン」シリーズのリストを眺めていて、どうも ドイツと中国に偏ってるなぁと思い、今日は原点回帰。 シリーズの初回がメソポタミアの印章だったので 今回は、やはり四大文明の1つ、 「インダス文明」で使用された印章(レプリカ)を紹介します…
金曜・中国デーです。 ムセイオンと題して、毎回我が家のがらくたを紹介しているわけですが、本当の意味で歴史的遺物と呼べるのは、もしかしたら今日ご紹介する小さなグラスだけかもしれません。 戦前、日本が支配していた中国東北部の遼東半島に、日本が経…
これ、なんだか分かります? どこっかで、見たよ~な~? いやー、すでにout of dateでお恥ずかしい。 そう、ダン・ブラウンの「ダヴィンチ・コード」に登場した「クリプテックス」です。 映画にも出ていましたね。鍵つきの容れ物。 仕組みは自転車のチェー…
今日はドイツ発、メルヒェンなもの3連発です。 まずは写真左、「くるみ割り人形」。 中世の面影が残る街ではよく見かけます。 チャイコフスキーのバレエ組曲でも有名ですね。 くるみ割り人形のほとんどは、王様や軍人、警官などの姿です。普段偉そうにして…
タイトル通り、です。誰だかおわかりでしょうか。 日本人でこんなもの持ってるの私だけ・・・?。 この顔写真を見て、全員の名前を言えるあなたは、 かなりの中国近現代史通ですね。 というわけで、金曜・中国デーです。 今年は日中国交正常化40周年の め…
チェスの発祥の地はどこか、ご存知ですか? 西に伝わってヨーロッパのチェスに、東に伝わって日本の将棋になりました。 ・・・ということは、その間です。 正解はインドでした。 古代インドで生まれた「チャトランガ」という戦略を練るための道具が起源とい…
いや~、久しぶりに仕事したら、疲れと暑さでぐったり。 昨日はうっかり、金曜・中国デーを忘れてました というわけで、一日おくれの中国デーです 中国の観光地では、よくこういう古代コインのセットを売っています。もちろんレプリカ。 中国では殷や西周の…
火曜・ローマデーです。 さっそくですが、これは何でしょう? 右の突起からは芯になるヒモが出ています。 中央の小さな穴からオイルを足します。ということは・・・ 古代ローマで使われたランプでした。もちろんレプリカ。 突起が二股になった2倍明るいもの…
金曜・中国デーです。 本日、我がムセイオンより取りいだしたるは、「孔明扇」ですぞ。 ふっふっふっ・・・。 東南の風を吹かせてごらんにいれましょう・・・。 諸葛孔明といえば、トレードマークになっているのが、 頭に被った葛巾(かっきん)と、この羽扇…
本日『ベルリン国立美術館展』(@国立西洋美術館)開幕! これにちなみ、今月はドイツ押し 二次大戦後、ドイツが東ドイツと西ドイツに 分裂していたことはご存知ですよね。 当時東ドイツの首都だったベルリンは、街の中がさらに縦に分割され、西ベルリンは…
ポップなベルリン土産「アンペルマン」。 かつて東ドイツの信号機に描かれていた緑の「進め」と赤い「止まれ」のポーズをしたキャラクターです。 子供たちがちゃんと信号を見るようにと、かわいいデザインにしたそうです。 1989年に“ベルリンの壁”が崩…
このシリーズでは、私の部屋になにげなく置かれている、 マニアックなコレクションを紹介していきます。 今日は、日本人の社会生活に欠かせない「はんこ」のお話。 現在、欧米ではサインが主流なので、外国人は通常 はんこを持っていません。しかし! 実は…