ムセイオン9 メルヒェンなドイツ

今日はドイツ発、メルヒェンなもの3連発です。
 
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まずは写真左、「くるみ割り人形」。
中世の面影が残る街ではよく見かけます。
チャイコフスキーのバレエ組曲でも有名ですね。
 
くるみ割り人形のほとんどは、王様や軍人、警官などの姿です。普段偉そうにしている彼らに、固~いくるみを噛ませることで、庶民はうっぷんを晴らしていたのですね~。
 
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背中のレバーを動かすと、ちゃんと口が開閉します↑。
でも、現在売られているものはあくまで飾りですから、
実際にくるみを割らせることはできません!ご注意を。
 
もとは、チェコと国境を接するドイツのエルツ山脈地方で生まれた木工芸品。いまはクリスマス飾りの1つとしてドイツ中で親しまれています。
エルツ地方では、くるみ割り人形は夜中になると子供部屋で生命にめざめ、おもちゃたちの司令官になる、と考えられています。
 
2つ目は写真右、「ブレーメンの音楽隊」。
ロバ、イヌ、ネコ、ニワトリが協力して盗賊を驚かせるときの姿をした、パズルのような積み木です。これはお土産でいただいたもの。
ブレーメンの町には、これと同じ形の銅像もあります。
 
最後は写真手前、「ハーメルンのネズミ」。
これまた、いただきもの。
ハーメルンの笛吹き男伝説はご存知でしょうか。
ハーメルンにやってきた男が、
町のネズミ退治をしたのに約束の報酬をもらえなかったので、怒って町の子供たちを130人ほどさらっていった、という13世紀に実際に起きた集団失踪事件です。
未だに真相は謎のまま。
 
写真はハーメルンで売られているネズミの形をしたパン。
・・・なのですが、かっちかちで、食べられません。
いただいてもう10年近く経ちますが、腐りもせず、カビもせず。
まぁ要するに飾りです。

 ♪  ♪  ♪
 
ドイツといえば!
今年もオクトーバーフェスト(ビール祭り)の季節がやってまいりました☆私はなぜか5月に、寒さに震えながらフェストに行きましたが・・・(汗)
前の記事:http://blogs.yahoo.co.jp/moralehistorya/30614466.html

本場ミュンヘンでは、9月末から10月初旬にかけて行われ、
関東でもいま2箇所で開催中。(お台場&横浜赤レンガ)
 
一杯の値段が本場よりはるかに高いのが玉にキズですが、
ドイツ料理も食べられ、ドイツから来たバンドの演奏があったり、独特の雰囲気を楽しめますよん♪