2012-10-09 バレンシア五段活用 スペイン旅行(連載終了) #ヨーロッパ スペインの話の続きです。 タラゴナで水道橋を見たあとは、一路バレンシアへ。 ※スペイン語のVはヴではなくBの音。 バレンシア、と聞いて思い出すものは・・・? 昔はよく、バレンシアオレンジ100%のジュースを売っていましたね。確かにオレンジ(スペイン語でナランハ)の産地です。 しかし!あの有名なスペイン料理の本場こそ、バレンシアです。 そう、パエリア(スペイン語でパエージャ)!! パエージャはバレンシア地方の郷土料理です。 スペインにはいろんなパエージャがあります。 定番の魚介のものだけでなく、チキンが入ったもの、 真っ黒なイカ墨味のものなどなど。 パエージャとは、もともと料理の名前ではなく、パエージャを作るときに使う、あの黒くて平たい両手鍋のことです。 写真は、バレンシアのホテルで夕食に出た取り分ける前のパエージャ。登場とともに大歓声♪ みんなから写真攻めの給仕さん、ちょっとスター気分? いや、主役はあなたじゃないですよ(笑)。 高速のサービスエリアやお土産やさんには鍋つきのパエージャセットも売っていました↓。調味料、オリーブオイル、米、サフラン付き。具はお好みで。 ちなみに14.8ユーロ。(買ってません) こんなマグネットも↓。スペインらしくていいでしょ? 日本に帰ってからよく見ると、米の部分は本物の生米をくっつけてありました。 ところで・・・ バレンシア(スペイン語) ウァレンティヌス(ラテン語) ヴァレンティーノ(イタリア語) ヴァレンタイン(英語) ヴァランス(フランス語) ※同名の町が南仏にもあり ・・・イタリアの有名ブランドも、日本人がチョコレートを贈りあう日も、チェーザレ・ボルジアが枢機卿として担当していた教区も、ぜーんぶ「バレンシア」に由来するのでした。