乗馬5級をとるぞの巻 その5

3日にわたる「乗馬5級ライセンス講座」
最終日の前編です。(まだ終わらない~。汗)]
 
今日の相棒は葦毛のオス、クリス。14歳。
掛ける3で、人間なら42歳くらいのオジサマ。
ベテランですね。
むかし新潟の競馬で優勝したこともあるそうな。
 
今回は最初に馬房で、前回見るだけだった
裏堀りを実際にやらせてもらいました。
そして、馬の手入れをするときにもし、
もう少し向こうに寄って欲しいなあ~、と思ったら、
馬を押すのだそうです。
 
馬は、荷車を引くような引っ張る力は強いですが、
横からの力には意外と弱いので、
人間が真横から胴体をぐ~と手で押すと、
すぐによろけて横に移動します。
 
蹄鉄の付け方や役割なども改めて詳しく聞きました。
ここで本物の蹄鉄(使い古して磨り減ったもの)を1つ
分けてもらいました↓。
ちゃんと仕事で使わせてもらいますよ~。
 
イメージ 1
 
地面に接する側。鉄なのでかなり重い。左右3本ずつの釘で留める。
蹄を突き抜けた釘の先は切り、叩いてつぶす。
 
イメージ 2
馬に接する側。立ち上がりがあり、蹄の中央を守っている。
 
今回の指導員は初めての男性。30代後半くらいのOさん。
元々は理系・体育会系(=私と正反対)だそうですが、
馬や馬術の歴史を調べるのが好きらしく、
騎乗中、いろんな話をしてくれて面白かった~。
なんだか個人的に友達になれそう(笑)。
 
彼の出すクイズに私が簡単に答えてしまうので、
ちょっとくやしがっていました。
(だってこっちも普段仕事で話しているようなことだったから。)
他にも、中世ヨーロッパの馬上槍試合をテーマにした
『ロックユー』と言う映画が二人とも好きだったり、
オーストリアの「グリューワイン」の話で盛り上がったり
と本当に楽しかった。

さて、本題。
今日は打って変わって乗りやすい!!
やはりゴツイ馬がいいみたい。
しっかりと両足で馬体をはさめて安定する!
こうなると視線を遠くに向けるのも自然にできて、
姿勢も良くなる。指導員さんにほめられました。
 
この日のOさんのセリフで印象に残ったのは、
「へそでタンスを押す!」(笑)。
背筋を伸ばせということです。
 
クリスは比較的長い時間、ちゃんと止まらずに
走ってくれるので、なんだか初めてまともに
軽速歩(けいはやあし)の練習ができたような。
この調子なら、この後の実技テストも大丈夫かな。
 
2鞍乗って、一度クラブハウスに戻り、
まずは筆記試験を受けます。ほんの10分ほどで終り。
噂どおり、事前にもらった模擬テストとほぼ同じ問題。
で、最後にいよいよ実技テストです。