オクトーバーフェスト!

 5月18日
日比谷公園で開催中の
オクトーバーフェスト 2012」に行ってきました
 ドイツビールの祭典オクトーバーフェスト
本家ドイツでは毎年9~10月にミュンヘンで開催されます。
 
広大な会場に、ビール会社の巨大テントが立ち並び、
約600万人が訪れるという世界最大のビール祭りです。
その起源は比較的新しく、1810年にバイエルン国王ルートヴィヒ1世の婚礼を祝ったのが始まり。彼は、ノイシュヴァンシュタイン城を建てたルートヴィヒ2世の祖父。
 
日本でも横浜赤レンガ倉庫などで行われてきましたが
(去年行きました)、今年はフェストの日本上陸10周年を記念して、
10月でもないのに日本各地で開かれます。
 
さて、夜8時半ごろ日比谷公園に到着。すごい人
テーブルはもちろん満席。あぶれた人たちが、ビールグラス片手にそこここに腰を下ろしています。
 
我々もとりあえず「サンクト・ガーレン」の列に並び、
「プレミアム・ヴァイツェン」(420ml/800円)をゲット
つまみにドイツ名物「アイスバイン(煮ブタ)」と
つけあわせの「ザウアークラウト(キャベツの酢漬け)」を買い
その辺に座り「プロースト(乾杯)!」
 
日本人はキンキンに冷えたビールが好きですが、緯度の高いドイツは、日本ほど暑くもなく、蒸してもいないので、ドイツビールは少しぬるめ。
のはずが、ここでは日本人の好みに合わせたらしく、
ドイツで飲んだときよりは冷えてました。
 
ドイツでは、16世紀に制定された「ビール純粋法」により
ビールは麦芽、ホップ、水のみで造る、と決められており、ブラウマイスター
(ビール職人)たちは、今もこれを厳格に守っています。
私は小麦麦芽から造るヴァイツェンヴァイスビア)が好き
とってもフルーティで飲みやすく女性におすすめ。
 
オクトーバーフェストには、つきものの歌があります。
その名も「乾杯の歌」。会場ではバンドのライブもあり、
たびたびこの曲が演奏され、お客さんの大合唱が始まります。
覚えておくと、一緒に盛り上がれますよん
 
本日2杯目は「パウラーナー」の
「ヘフェヴァイスビア」(300ml/1000円)。これまたフルーティー
同じヴァイツェンでも、さっきと全然違う味わい。
 
と、ここで「蛍の光」が
すでに閉場5分前!!(10時閉場)
グラスのデポジット代、1000円を返してもらわねばっ!
あわててグビグビ
 
あせっているというのに、ここで2人組の男性に
声をかけられ・・・
「二人で来たんですか~? 仕事帰りですか~?」
いや、わかってますよ。私の隣の連れがお目当てですね。
彼女は一時、芸能界入りを考えていたほどの美人です。
サラリーマン風の彼らは、公園の隣に職場があり、
仕事中からずっとこの騒ぎを聞かされているとか。
 
フェストは長机に相席が基本なので、周りの人たちと仲良くなって、一緒に楽しむもの。しかしこのときは、やっとの思いでグラスを飲み干し、1000円札を握り締めて、駅までダッシュ
あやうく午前様になるところでした