パンテオン1 ヴィシュヌ

このシリーズでは、我が家におわす古今東西
神々、そして法具、神具などを紹介していきます
初回はまず、我が家のご本尊にご登場願いましょう。
 
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ヒンドゥー教の三大神のうちの一神、ヴィシュヌ神です。
ブラフマー神(創造神)が創ったこの世界を維持する神です。
通常、ヴィシュヌは4本の腕を持った形で表されます。
右手には、チャクラ(円盤型武器)と棍棒を、
左手には、蓮華、とシャンカ(巻貝)を持ちます。
しかし!
我が家のヴィシュヌ神はなんと四面八臂
通常の倍の腕を持っています。(ご利益も倍?)
あとの4つの手には、左に数珠と壷、右に鏡と書物のようなものを持っています。
 
8本腕のヴィシュヌの例は、カンボジアアンコールワット
近い、プラサット・クラヴァン寺院のレリーフに見られます。
またプノンペン国立博物館にも同様のヴィシュヌ像が展示されています。
 
ちなみに、ヴィシュヌが持つ巻貝は左巻きです。
タツムリなども含め、巻貝の9割は右巻きなので、
左巻きの巻貝は霊力を持つ希少な存在。
家に貝殻がある人は見てみてください。
おそらく、すべて右巻きのはずです