もうひとりのカエサル
録画しておいたCSの「ボルジア 欲望の系譜」をやっと見ましたぞよ。
はっ とり乱してすみません
そのころ、まだ「イタリア」という国は存在せず、
イタリア半島には10あまりの小国が分立していました。
それゆえ、近隣のフランスや
神聖ローマ帝国(いまのドイツ・オーストリア)
といった、大国の野心に翻弄されていたのです。
イタリア半島には10あまりの小国が分立していました。
それゆえ、近隣のフランスや
神聖ローマ帝国(いまのドイツ・オーストリア)
といった、大国の野心に翻弄されていたのです。
カエサルCaesarと同じ名を持つ、チェーザレCesare・ボルジア。
彼は混乱と分裂のイタリア半島を統一しようと夢見た男。
イタリア人が1つの国にまとまることで、
強国と対等の立場になれると考えたのです。
彼は混乱と分裂のイタリア半島を統一しようと夢見た男。
イタリア人が1つの国にまとまることで、
強国と対等の立場になれると考えたのです。
彼はマキアヴェリの『君主論』のモデルです。
レオナルド・ダヴィンチもチェーザレにほれこんで、
自分の発明した武器の売込みをしたことがあります。
しかし一方で、ボルジア家といえば“悪徳の一族”。
カンタレラという無味無臭の毒薬を使い、
政敵を容赦なく抹殺したとも言われています。
レオナルド・ダヴィンチもチェーザレにほれこんで、
自分の発明した武器の売込みをしたことがあります。
しかし一方で、ボルジア家といえば“悪徳の一族”。
カンタレラという無味無臭の毒薬を使い、
政敵を容赦なく抹殺したとも言われています。
俳優さんにはちょっとガッカリ。
でもまあ、そのうち慣れるでしょう(?)
でもまあ、そのうち慣れるでしょう(?)
「モーニング」にて連載中)
絵の美しさもさることながら、
最新の資料に基づく
緻密な時代考証がなされていて、
緻密な時代考証がなされていて、
とても勉強になります。
(Amazonで中身が少し見られます)
おや、こんなものもやっている うちでは見られないな~残念
欧米では、いまボルジア・ブームなんですね。