今日のお・や・つ3 生ライチ

 
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あれ、まだちょっと青いのでは?
と思ったでしょ?
 
ライチには2種類あります。
よく中華バイキングなどで出されるのは
「黒葉」。熟すと皮が赤くなります。
日本で食べられているものは、
ほとんどが一度冷凍してあるので、
皮がかなり黒ずんでいます。
 
 
このライチは「玉荷包」(ギョクカホウ)という種類で、
この色ですでに完熟です。
また、「黒葉」の種は丸っこくて大きいですが、
この「玉荷包」の種は、ごらんのように細長くて小さいです。
つまりその分、実の量が多い、というわけ。
食べ応えがあって、とてもジューシー
白玉(ギョクは中国の宝石)に例えられるにふさわしい
こら、誰ですか、しらたま、と読んだのは!
 
ライチ(茘枝)は中国の南方や台湾でよく獲れます。
まさに今が旬。収穫してからの賞味期限が短いので、
日本で冷凍でないものを食べられるのは、6月~7月だけです。
私はこの時期になると、横浜中華街にある小さな八百屋さんで
「玉荷包」を買っているのですが、普通のスーパーでも
売っているかもしれません。
 
ライチといえば、世界3大美人の一人
中国の楊貴妃が、南の地域へ早馬を飛ばして
都の長安まで取り寄せていた、というエピソードが有名ですね。
ライチはビタミンCが豊富で美容にもいいとか。
いまだけの生ライチ、味も香りも濃くて最高です