フェルメール展・第2弾
7月13日
この作品のユニークな点は、
画面のド真ん中が空白であること。
鑑賞者の視線が真っ先に向かうところに
何も描かれていないのです。
画面のド真ん中が空白であること。
鑑賞者の視線が真っ先に向かうところに
何も描かれていないのです。
このことは14日にTBSで放映された特番でも
触れられていました。
触れられていました。
ほかの見どころは、ドイツ彫刻のマエストロ
リーメンシュナイダーとその工房の作品でしょう。
計3点展示されています。
私はドイツのローテンブルクにある聖ヤコプ教会で、
「聖血の祭壇」という作品を見て以来、彼のファンです。
リーメンシュナイダーとその工房の作品でしょう。
計3点展示されています。
私はドイツのローテンブルクにある聖ヤコプ教会で、
「聖血の祭壇」という作品を見て以来、彼のファンです。
これほど優れた木彫は、ドイツにはあっても、
イタリアにはありません。それはなぜでしょう。
高梨さんいわく、イタリアには、繊細な木彫を作れるだけの
刃物がないから、だそうです。
イタリアにはありません。それはなぜでしょう。
高梨さんいわく、イタリアには、繊細な木彫を作れるだけの
刃物がないから、だそうです。
さらに今回、ボッティチェリがダンテの「神曲」
の挿絵を描いた羊皮紙も出品されています。
裏面にすでに本文が書かれている(透けて見えます)だけに、
絶対に間違えられないプレッシャーがあったに違いないのに、
それを感じさせない流麗かつ軽快な筆運びが印象的でした。
の挿絵を描いた羊皮紙も出品されています。
裏面にすでに本文が書かれている(透けて見えます)だけに、
絶対に間違えられないプレッシャーがあったに違いないのに、
それを感じさせない流麗かつ軽快な筆運びが印象的でした。
この作品には同画異時法が使われています。
画面右から左へと、5人ものダンテが描かれているので、
ぜひ探してみてください
画面右から左へと、5人ものダンテが描かれているので、
ぜひ探してみてください
この展覧会は9月17日まで。その後、福岡に巡回します。
http://www.berlin2012.jp/
http://www.berlin2012.jp/
今日も猛暑 熱中症に注意