あのコンビニの名も、ラテン語でした

火曜・ローマデーです。
以前、ローマ人が話していたラテン語について取り上げました。
 
今日はその第二弾。
“あなたも知ってるラテン語”です。
 
動物や植物、昆虫などに付けられる「学名」はすべてラテン語
例えば、ヒト=「ホモ・サピエンス」(知恵のある人)。
 
ラテン語の動詞、「見る」は「VIDEO」ウィデオー。
「聞く」は「AUDIO」アウディオー。
お気づきのように、ラテン語は多くの英単語の語源になっています。
英和辞典を引くと、よく、ラテン語の~~という意味から、
などと書いてあります。
 
よく使う略語も、実はラテン語
午前「A.M.」=アンテ・メリディエム
午後「P.M.」=ポスト・メリディエム
追伸「P.S.」=ポスト・スクリプトゥム
等々「etc.」=エトセトラ(エト・ケーテラ)“そして、他のもの”、という意味。
 
紀元後「A.D.」=アンノ・ドミニ(主の年)
つまりキリストが生まれてから何年、という意味。
ちなみに紀元前「B.C.」は英語です。
何の略か、わかりますか?
Before Christ (キリスト以前)でした。
 
では逆に、有名なアノ言葉をラテン語では・・・
●「賽は投げられた!」 ご存知カエサルです。
  …ヤクタ・アレア・エス
●「我思う、ゆえに我あり」 デカルトですね。
  …コギト・エルゴ・スム

実は私がこのブログでペンネームに選んだ
「カルペ・ディエム」もラテン語
“その日を摘み取れ” つまり “いまを生きよ”という意味です。
古代ローマの偉大な詩人、ホラティウスの言葉からいただきました。
大好きな映画『いまを生きる』のタイトルでもあります。
※原題は『Dead Poets Society(死せる詩人の会)』
→私にしては珍しく、歴史モノではなく青春映画です♪