イフタールの夕べ

7月27日(聖なる金曜日)
 
代々木上原にある日本最大のジャーミー(トルコ式モスク)で
ラマダンの夕食(イフタール)を体験してきました。
 
参加者は私を含め4人。
6時に到着すると、日没前の祈りが終わったところ。
それほど人は多くないですが、それでも
普段に比べると多めでした。
 
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上は、以前ここでもらったパンフレットに
載っていた写真を使っています。
(左下が、食事をした集会室です。)
 
女性はみんな(異教徒でも)髪を隠すための
スカーフを頭から被って見学するのですが、
礼拝所の中は冷房がないため、蒸し風呂状態
夏は長居はできません。
 
季節がよければ、静かでキレイで、心が落ち着く
本当にいい場所です
 
礼拝所(2階)の見学を終えて、1階の集会室に移動します。
すでに丸テーブルがいくつも並び、水とパンが
用意されているものの、まだほとんど人がいません。
しばらく、おしゃべりしていると、突然アザーンが!
アザーン=礼拝のときを知らせるコーランの朗誦)
 
と、1階のロビーにたむろしていた人たちが、すっかり
いなくなっている!
あ、これが日没直後のお祈りか、とあわてて上の礼拝堂へ
戻ったのですが、すでにお祈りは終わっていて、
みんなでいっせいに立ったり座ったりする肝心な場面は
見られませんでした・・・。
 
再び集会室に戻ろうとすると、なにやら男の人の行列が
できていて、その先にはお盆を持った女の人の行列が。
なるほど、食事は女性優先なのですね。
断食などしてないくせに、我々も女性の最後尾に並び、
陶器のお盆(やたら重い)に4種類の料理を
盛ってもらいました。
 
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トルコのギュベチ(肉と野菜のトマト煮込み)に似た料理が
一番おいしかったです。→写真右上
右下は水で薄めた?ヨーグルトにキュウリの細切れが入っている、
トルコ、ギリシアブルガリアでは定番のスープです。
が、私はおいしいとは思いません(汗)。
これにパンと水がつきます。ものすごくお腹が膨れました。
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このメニューは毎日同じなのか、変わるのか、
もう一度行ってみないことにはわかりません。
ムスリムの人たちにとっては、イフタールは
しばらく会って
いない友人との再会の場にもなっているようで
女の子たちが何人かで写真をとったりしていました。
 
できれば色々なムスリムの人と話がしたかったのですが、
たまたま隣に座ったトルコ人の青年と、ほんの
二、三言話したに留まりました。
 
ラマダンは西暦の8月18日までです。
イフタール体験をしたい方は、夜7時前くらいに行かれると
よいかと思います。