漢字の森へ
8月31日
展示は青山杉雨(さんう)氏のコレクションである
中国の書に始まります。
中国の書に始まります。
ほとんどが明・清代(16~19世紀)の書家の作品です。
書に関してシロウトの私が名前を知っているのは
董其昌(とう・きしょう)、ひとりだけでした。
書に関してシロウトの私が名前を知っているのは
董其昌(とう・きしょう)、ひとりだけでした。
私には作品以上に、書いた人たちの
人物紹介が面白かったです。
激動の明末清初において、彼らがどう生きたのか。
人物紹介が面白かったです。
激動の明末清初において、彼らがどう生きたのか。
ある人は明の人間でありながら、
清に下ったことを責められ・・・。
ある人は、明の皇帝が自害したのを聞いて、
それに殉じ・・・。
またある人は世の中に失望して自ら官職を辞し・・・。
ほんの数行の中に、ドラマを感じました。
清に下ったことを責められ・・・。
ある人は、明の皇帝が自害したのを聞いて、
それに殉じ・・・。
またある人は世の中に失望して自ら官職を辞し・・・。
ほんの数行の中に、ドラマを感じました。
青山氏自身の作品も、殷・周時代の金文
(絵文字に近い、原始的な漢字)
を使ったユニークな作品が多くて、飽きさせません。
氏の書斎の再現や、落款印、文房四宝の展示などもあります。
(絵文字に近い、原始的な漢字)
を使ったユニークな作品が多くて、飽きさせません。
氏の書斎の再現や、落款印、文房四宝の展示などもあります。
では作品を1つごらんください。
何と書いてあるかわかりますか?(展覧会HPより)
何と書いてあるかわかりますか?(展覧会HPより)
答え
「黒白相変」(こくびゃくそうへん)
でした。
私が一番気に入った作品はこちら。(展覧会HPより)
タイトルは「殷文鳥獣戯画」(いんぶん・ちょうじゅうぎが)。
タイトルは「殷文鳥獣戯画」(いんぶん・ちょうじゅうぎが)。
象形文字の特徴を生かした、楽しい作品です♪
この展覧会は今月9日(日)までです。
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1472
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