新生・東京駅

100年前の姿を取り戻した、
話題の東京駅丸の内駅舎を見てきました
 
たまたま、大阪から仕事で来た友人と
東京駅で会うことになったのが、10月1日
ちょうど修復完成・グランドオープンの日でした。
 
着いたのが既に夕刻で、写真はちょっと暗いですが、
実際に見ると、継ぎ足された3階部分と2階までのレンガの色が
微妙に違うのがわかります。
3階部分と南北のドームは東京大空襲で焼失し、
その後の簡易修復の状態がこれまでの姿でした。
 
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この赤レンガの外観を最初に目にしたとき、私は台北
旧・日本総督府を思い出しました。よく似ています。
(※台湾は昔、日本の植民地でした。)
その建物は現在、台湾の総統府として使われています。
つまり馬英九がいるところ。

 
一番、人が多かったのは、やはり2つのドーム。
写真は正面に向かって左のドーム。
ちなみに、中央線のホームからは右のドームの
後頭部がアップで見えます。
 
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ドームの中を見上げると・・・
羽ばたく鷲、干支の動物たちのメダル、秀吉の兜をモチーフにした
キーストーン(アーチの頂点の石)、動輪のレリーフ・・・。
和洋折衷の美!
 
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天井が高くてよく見えなかったのが残念。
オペラグラスを持っていけばよかった。
明日リニューアルオープンするステーションホテルに泊まれば、
その↑窓から、ドームのレリーフを間近に見ることができます。
 
春に旧・満州の大連に行きましたが、そこで見た
日本の残した洋風石造建築と、雰囲気的に通じるものがありました。
それもそのはず、共に大正モダンの時代です。
それらの建造物はいまも、銀行、ホテル、
郵政局や市庁舎として使用されています。

要するに、昔の日本人は、センスが良くて、かつ
長年使えるしっかりした建築物を造っていた、
ということですね。
この東京駅も、関東大震災ではびくともしなかったそうです。

 
さて、今後しばらくの間は、午後6時から
駅舎のライトアップが行われます。
オレンジ色に浮き上がるシンメトリーの美
しっかり堪能してきましたよ~。
 
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