アンソール展

10月1日イメージ 3
西新宿・損保ジャパン東郷青児美術館
にて開催中の
『ジェームズ・アンソール
~写実と幻想の系譜~』
(11月11日まで)を見てきました。

この館は、毎年10月1日の「都民の日」に
入場料が無料になるのです!
そして私の職場も、この日はお休み。むふふ。
 
ベルギー・オランダの絵画といえば、
一番注目されるのはやはり
フランドル絵画の黄金期である
16~17世紀の作品でしょう。
ブリューゲルルーベンスレンブラント・・・。
 
しかし近代のベルギーには、不思議な画家がいっぱい。
いわゆるシュルレアリスムの画家で、
私が特に好きなのは、ルネ・マグリット(左)とポール・デルヴォー(右)。
 
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(※府中市美術館にてデルヴォー展開催中。)
 
普通はベルギー幻想絵画、というくくりで
デルヴォーフェルナン・クノップフ、アンソールなど
複数の画家の作品展が開かれることが多いです。

しかし今回はアンソールのみを前面に出し、
彼の絵画によく登場するモチーフが、
それ以前のどのような画家の影響を受けたものか
を紹介するために、他の画家の作品も展示しています。
 
同時にサブタイトルの通り、17世紀以来の写実主義から
幻想絵画が誕生するまでの流れをたどっていく、というものです。
ルーベンスブリューゲル(子)もきています。

アンソール作品の多くはアントワープ王立美術館
が所蔵していて、ここにはフランドル絵画から
幻想絵画までの、有名な作品がたっくさんあります
 
ベルギーは未踏の地ですが、マグリット美術館
この王立美術館はぜひ行きたいです。
ただし2017年ごろまで、改装のため閉館しています。
(だから所蔵品に出稼ぎさせている。)
工事が終わったら、ベルギー・オランダに行くぞ
 
PS: 本日、「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」
    が国立新美術館で開幕しました!
HP http://www.asahi.com/event/liechtenstein2012-13/

秋は見たい展覧会が多くて大変です