世界遺産・アルハンブラ

スペインのつづきです。
バレンシアを後にして、やっときました!
世界遺産アルハンブラ!!
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イスラム王朝ナスル朝の宮殿にしてスペイン・イスラム建築の白眉!
グラナダの町を見下ろす、赤い守り神。
中に入ると、外観のシンプルさとは一転、アラベスクの洪水。
 
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壁を覆うタイルモザイクやアラビア文字
天井を埋め尽くす彫刻飾り。まさに空間恐怖の極致。
そして最大の見所は「獅子の中庭」。
このライオンのパテオは長らく工事中だったので
終わるのを待ってスペイン行きを決めました♪

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色のない砂漠で暮らしてきたアラブ人は、その反動で原色やごてごてした装飾が大好き。家のなかに中庭を設けて噴水をおくのは、砂漠の中のオアシスの象徴。何よりの贅沢でした。
 
離宮のヘネラリーフェも行きましたが、とにかく敷地が広い!
ガイドさんがずんずん進んでいくので、ツアーだとほとんど立ち止まることができません。もっとじっくり見たかったなあ。もっかい行きた~い(涙)。

アルハンブラのあるグラナダは、ながらくイベリア半島を支配していたイスラム教徒の、最後の拠点だった町です。
ここがキリスト教徒(スペイン王国)によって奪還されたことで、レコンキスタ(国土回復運動)が完了しました。
 
グラナダ陥落の年、1492年は奇しくもコロンブスによる新大陸発見の年でもあります。ここから、スペイン王国の栄光の時代が始まるのです。コロンブスに財政的援助をしていたのも、スペインの女王イサベルでした。
 
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写真はグラナダのイサベル・ラ・カトリカ広場のイサベル女王。ひざまずくのはコロンブス(後姿)。
 
グラナダの町には、イサベル女王と夫のフェルナンド王の墓
(王立礼拝堂)もあり、どうにかしてここに行きたかったのですが、タクシーを飛ばしてたどり着いたときにはすでに閉まってました。わーん(涙)
仕方なく隣の大聖堂だけ見学して、ホテルに戻りました。
グラナダだけもう一度ゆっくり行くぞ!
 
ちなみにグラナダGRANADAとは
ざくろ」POMEGRANATE(英語でポームグラニト)という意味。また英語で「GRENADE(グリネイド)」というと「手榴弾」の意味。見た目がざくろに似てるでしょ?