ミハス・セビージャ・パラドール

スペインばなしの続きです。
グラナダを出発し、途中「コスタ・デル・ソル(太陽の海岸)」を見て、「ミハス」という町へ。
 
ここでスペイン名物ガスパチョ(野菜たっぷりトマトスープ)
とシーフード・フリットのランチを食べました。スペインでは、いわし(ボケロネス)やメルルーサという白身魚がよく食べられます。
 
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ミハスはまるでギリシア↑。建物の壁がすべて真っ白。太陽の光を反射して、まぶしいです。狭い路地を1時間ほど散策しましたが、正直、たいした見所はありません。名物はロバタクシー。馬車も観光客に人気です。
唯一、地中海を望む展望台からアフリカ大陸が見えるかも、
と期待していたのですが、その日は見えませんでした。
 
さて、お次は「カルメン」や「セビリアの理髪師」の舞台となったセビリアへ。スペイン語ではセビージャ。
この町の大聖堂には、あのコロンブスのお墓があります。
しかしセビージャは、入場一切なしの街歩き観光。
残念ながらその壮麗な棺は、今回は見られません。
大聖堂・外観↓
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ほかに、スペインの各都市を描いた陶板のベンチが並ぶスペイン広場やユダヤ人街などを散策。また、画家ムリーリョが生まれた町でもあるため、彼の名前や像を目にすることが多いです。
 
では次の街へ移動っ。コルドバに到着~☆
この日はなんと「パラドール」に泊まります!
パラドールとは、スペインの国営ホテルのこと。いずれも、かつての貴族の城や屋敷を改装したものなので、通常のホテルとは違って独特の趣きがあります。
 
コルドバのパラドールは正直、かなりフツーですが、他の地方のものはもっと歴史を感じられ、「お姫様気分」を味わえますよ。スペインを旅するなら、1泊でいいので、どこかの街でパラドールに泊まることをおすすめします。
 
フロントではウェルカム・サングリアが振舞われ、部屋には、お菓子、オリーブオイル、ワインのプレゼント。広いバルコニーがあり、ここで夕焼けや庭の景色、そして食後のワインを楽しみました。
室内はこんな感じ↓
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ディナーはフルコース。
生ハムのオードブルにはじまり、メインは名物のオックステイルシチュー。アコースティックギターの生演奏付きで、BGMは「アルハンブラの想い出」。
それまでの食事とうってかわって、激安ツアーと思えない豪勢さでした♪
(今回のツアーの最大の売りがココ!まあ、それ以外は
安かろう悪かろうですから。笑)