“かおなし”を目撃!!

金曜・中国デーです。
 
10月19日
 
東京国立博物館で開催中の
「中国 王朝の至宝」展を見ました。(12月24日まで)
HPhttp://china-ocho.jp/
 
中国との関係が悪化しているからか、
入場の際、持ち物検査があります。
カバンを開けて中を見せます。こんなことは初めてです。
 
さて、この展覧会。
一言で言えば、まさに中国史総復習!
そして6割が一級文物(国宝)!
ですが。
 
今回の展示は、単に時代を追うだけではなく
「対決」というテーマで、
同時代に存在した2つの王朝の遺物を
対比させて展示している点が斬新でした。
 
一番目を引くのは最後の最後に登場する
「阿育王塔 あいくおう・とう」。
 
阿育王とは、古代インドのマウリヤ朝時代に
活躍したアショーカ王(紀元前3世紀)のこと。
仏教を保護し、その普及に熱心にとりくみました。
8万4000もの仏塔(ストゥーパ)を建てたと
言われています。
 
この塔はそれにちなんで、宋代に作られた
黄金の仏舎利塔で、高さが約120センチもあります。
側面に、ブッダの本生譚(ジャータカ)(前世物語)や、
生涯の各場面が描かれています。

 
面白かったのは、用途不明の人型器(ひとがたき)。
青銅製。
 
イメージ 1
 
初めて見ました。
一体なにもの!?
 
・・・かおなし?
 
 
しかもパンツ一丁・・・。
 
 
何も説明されていませんでしたが、
おそらく木製の頭部が欠損しているのだと
思います。
 
縦10センチ程度の小さなものです。
ぜひ会場で探してみてください。
 
 
 
 
この展覧会は来年2月以降、
神戸市立博物館→ 名古屋市博物館→ 九州国立博物館
に巡回します。
 
 
そしてここでも、ガチャガチャを発見!
しかし1回400円と高額!
うう、ちょっと悩む。
 
まあ今回は館からの招待でタダで見せてもらったし・・・
見たところ、どれが当たってもいい感じかな・・・
というわけで。

思い切ってギリギリリリリリ(←取っ手を回している)。
 
イメージ 2
ゲットしました!
三星堆遺跡の
青銅の巨大仮面!!
 
「突目(とつもく)仮面」
と紹介されていますが、
以前は「縦目(たてめ)仮面」
と呼ばれていました。
 
飛び出している目に注目!
実物の横幅は約80センチ。
 
昔、同じものを
三星堆展」で見ました。

 今回の展示の目玉の1つです。
 大当たり☆
 
 
 
イメージ 3
 
気分を良くして帰りました~♪

 
 
本当はこの日、
同時開催中の「出雲展」にも
行く予定だったのですが、

 
 中国展だけで時間切れ。
後日改めて行くことにします。