乗馬クラブに潜入 その2

昨日のつづきです。
馬の乗り方から。
自分の備忘録でもあるので、
かなり細かく書いてあります。

まず馬の左におかれた2段の足場に上り、
手綱とタテガミを左手でつかんで、
左足を鐙(あぶみ)にかけてまたがります。
鞍に座ったら、足の指の付け根あたりに
鐙がくるようにします。
 
手綱は、手の平が下になるよう上からつかみ、
小指だけ手綱の下に出します。
背筋をのばし、準備OK。
約2メートル40センチの視界。爽快です。
 
残念ながら騎乗中の写真はありません。
↓これは帰り際にとった、他の人の練習風景。
 
イメージ 1

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最初は指導員さんが、引き綱を持って馬を歩かせます。
これが「常足(なみあし)」。
ポクポクとゆっくり歩くパターン。
馬の肩甲骨の動きが自分の腰に伝わってきて、
かなりヨコ揺れします。
 
今回の体験乗馬は、終始、直径4~5メートルほどの
円をぐるぐるするだけで、直線はなし。
(むかし乗ったときは、初回で直線から
右折、左折の練習もしたけどなあ。)
 
そして、手綱を引いて「止まれ」、の練習。
手を自分のへそにひきつけるようにします。
ちなみに、英語で車を「止める」ことを
pull up(プル・アップ 引き上げる)というのは、
馬や馬車を止めるときの、この手綱の動きからきています。
 
次はかかとで馬のわき腹を蹴り、「歩け」、「止まれ」、
を繰り返し練習します。
かなり強く、思い切り力を入れて蹴らないと、
体重500キロの馬には通じません。
 
ちゃんと言うことをきいたら、馬の首をたたいて
ほめてあげます。なでるというより、バンバンたたきます。
よしよし、マスタング。いい子だね、バンバン。
 
さらに、わき腹を何度か続けざまに蹴って、
軽く走らせます。
パッカ、パッカ、パッカ、パッカという
4拍子の「速足(はやあし)」です。
すると今度はタテ揺れ。
初心者用の鞍には、前にU字型の取っ手がついており、
つかまることができます。
 
次はこの4拍子の1,2,1,2,に合わせて、
腰を浮かす練習をします。
1で立って、2で座る。
1秒のうちに、立って座る、くらいのペース。
早い!
あせると足がバタバタしがち。
でも、なるべく膝から下は動かさない。
馬の動きを見ようと、すぐ下を向いてしまいますが、
視線は前へ。

・・・ところがですねえ・・・
ところがですよ(怒)!!
大佐!無能すぎます!!

明日へつづく。