バッカスに捧ぐ6 アルハンブラ

昨日の「世界ふしぎ発見!」(TBS)を
見ましたか~!?
いや~、夏に自分が行ったところがたくさん出ていて
興奮しながら見ていました。
 
グラナダアルハンブラ宮殿に、コルドバのメスキータ、
セビリアの大聖堂、地中海を臨む白い街、
そしてひまわりの種など、
このブログで紹介したものも、
たくさん取り上げられていました。
 
今回はアンダルシアだけをめぐる旅でしたが、
ミステリーハンターの浜島さんは、
数年前にも特急列車でイベリア半島をぐるっと
一周する旅をレポートしていました。
 
私は夏の旅行の前に、そのときのビデオで予習して、
浜島さんと同じ列車に乗り、同じお店へ食事に行きました。
ちょうど次回以降の「スペイン旅行記」(←なんとか年内に終わらせます)
で、その様子をお伝えする予定です。

で、今日も急遽、スペインネタにしました。
 
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グラナダの定番セルベッサ(ビール)、
その名も「Alhambra アルハンブラ」です。
スペイン語では「アランブラ」と発音します。
 
シエラネバダ山脈の雪解け水を使った
グラナダのミネラルウォーターやビールは、
おいしいと評判です。
アルハンブラ宮殿の中の水路や噴水の水も、
同じ水です。
 
ラベルにはちゃんと「獅子の中庭」のライオンが
描かれています。
缶もあるので、お土産にもいいです。

  ◇  ◆  ◇
 
アルハンブラは「赤い城」という意味。
「AL」はアラビア語の定冠詞。英語の the にあたります。
なのでアルで始まる言葉は、だいたいアラビア語起源です。
変化の過程でアルが消えてしまったものもあります。
 
アルカリ、アルコール、アルケミー(錬金術)、
アルジェブラ(代数学)、ランビキ(アレンビック、蒸留器)
アマルガム(水銀を含む合金)・・・
 
中世のアラブ世界は、ヨーロッパよりアジアより、
最も自然科学が発達していたので、化学関係の
用語が多いです。
 
もっと身近なものだと・・・
カタン糸のカタン(コットン、木綿)、
シュガー、ソファ、バナナ(元の意味は、指)、
シロップとシャーベット(共に飲み物という単語から)、
チェック(小切手)などなど。
 
以上、昨日のふしぎ発見を見て思い出した
日本語の中のアラビア語でした☆