パンテオン12 プレセピオ

教会暦では今日からアドベント待降節)です!
アドベントとは、いわばクリスマスまでのカウントダウン。
クリスマスから4週前の日曜に始まります。
 
教会などでは、日曜日が来るごとにろうそくに火を灯し、
家庭では、子供たちがアドベントカレンダーを番号順に開けて
いきながら、クリスマスまであと何日、と数えます。
最近は日本でもアドベントカレンダーをよく見かけます。
 
 
クリスチャンではありませんが、
我が家にも一応、クリスマス飾りがあります。
エスの生誕の様子を人形で表した「プレセピオ」です。
 
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エスとマリア、ヨセフ、東方の3博士、
そして羊飼いと、牛とロバです。
毎年、微妙に配置を変えて楽しんでいます。
 
プレセピオはこの時期、イタリアの街角でよく見られます。
特に、カトリックの総本山であるヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂前に置かれる等身大のプレセピオは有名です。
我が家のはせいぜい片手で持てるくらいの大きさ。
 
本来、みどりごエスは25日の生誕日になってから飾りますが、変なところに置いたら失くしそう(笑)なので、最初から飾っています。
 
 
欧米では、ツリーなどのクリスマス飾りを
春のイースター(復活祭)まで飾っていることもあります。
うちでは正月休みが終わるころまで飾っています。
というもの、正教会ギリシアやロシアなどで信仰されているキリスト教)の場合だとユリウス暦を使っているため、グレゴリウス暦の1月7日にクリスマスを祝うのです。
まあ、せめて正教会のクリスマスが終わるまでは飾っておこう、というわけ。
 
なので、七草がゆを食べると
「あ、プレセピオしまわなきゃ・・・」となります。
・・・日本人ってヘン・・・。