♪そんな~時代も~

クリスマスが近づくと思い出す、
大昔の出来事があります。
 
小学校4年生のとき、学校の合唱部に入っていました。
(ちなみに5年生は合奏部。
6年生は金管バンド←トランペット。
昔から音楽には縁があるようです。)

クリスマスが近いある日、
先生がクリスマス・ソングの楽譜を配りました。
私はピアノを習っていて楽譜が読めたので、
すかさず
 
「あ、この歌知ってる!!
ちょっとだけ英語で歌えるで!!」
 
と、隣りにいた友人に自慢げに言いました。
 
「すごーい、歌ってみて!」
 
「シューワッ、キッマッセエリー、
シューワッ、キッマッセエリー、
シュウーワアー、シュワーアア、
キッマーセーリー!!
 
てゆうねん。」

 
・・・。
 
  
先生がお手本を歌ったあと、
ちょっと気まずい空気のなか、
 
「ごめん、日本語やった・・・。」
と私があやまったのは言うまでもありません。

驚いたことに、これにそっくりな場面が
マンガ「聖(セイント)・おにいさん」(2巻)に出てきたのですよ。
 
上記のような調子で、自分の誕生日に気づかずに
エスが歌っているのを聞いたブッダが、
「ロシア語かなにかだと思ってるんだろうな・・・。」
とつぶやいていました。

えーっと。
・・・まさか、まだわからない?
“主は来ませり”ですよ。
「諸人こぞりて」という歌です。
 
文語調の歌詞は、子どもにはわかりませぬ・・・。