パンテオン19 安倍晴明守り

久しぶりに和風な話。
いわずと知れた陰陽師安倍晴明に関連するお守りたちです。
京都、大阪には安倍晴明ゆかりの神社や史跡がたくさんあります。
 
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まずは写真中央の「星の絵馬」から。京都の晴明神社でゲット。
ここはマンガや映画で晴明ブームが来たときに大もうけし、
社殿が新しくなりました。
絵馬ですから、本来は願いごとを書いてお納めしてくるものですが、
私は魔除けとして自室のドアノブに掛けています。
西洋でもこの星型(五芒星)は魔術的シンボルとされていますね。
陰陽道では、晴明にちなんで「セーマン」とか「晴明桔梗印」と呼ばれ、
五行相殺を表します。
 
写真右上、太一(タイチー・陰陽)マーク付きの赤いお守りも、
その下のキーホルダーも晴明神社で購入。
 
左上は奈良県桜井市にある安倍文殊院のお守り。
これは裏側ですが、表にはセーマンと魔除御守の文字があしらってあります。
ちなみに桜井市は全国の「あべ」さんの発祥地です。
 
その下の、木のお守りとセーマンの丸いシールは、大阪・阿倍野区
(この地名ももちろん安倍晴明に由来)にある安倍晴明神社のもの。
 
最後に右下。阿倍王子神社(上記安倍晴明神社のすぐ近く)で買った
ヤタガラスの交通安全守りシール。
ヤタガラスは日本神話に登場する聖なる鳥です。
サッカー日本代表のエンブレムにもなっていますね。
普通のカラスと違って足が3本あるのが特徴。
でもヤタガラスといえば熊野ですよね。
実はこの神社は熊野神を合祀しているのだそうです。
 
他に、京都の嵐山あたりに晴明の墓があります。
大昔に行ったので場所は覚えていませんが。
また大阪の和泉市にある信太森葛葉稲荷神社も
晴明の両親にゆかりがあります。
晴明の母親は信太(しのだ)の森に住む、葛の葉(くずのは)姫と呼ばれる
白ギツネだった、という後世の伝説に基づく神社です
 
みなさま、初夏の京都・奈良・大阪にどうぞおこしやす♪
京都の晴明神社はわたくしの母校のすぐ近所どす。
 
さて、2005年に1000回忌を迎えたとき
安倍晴明スタンプラリーなるものが行われ、
これに参加してゲットした30ページ足らずの小冊子↓が
あるのですが、晴明の生涯を簡潔にまとめてあって
非常に読みやすいです。
 
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職場でお会いできる方、ご興味あれば声をかけてください。
式神が、ご主人である晴明の思い出を物語る、という設定で
書かれています。