パンテオン20 アンク

 
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古代エジプトのお守り、アンクです。
永遠の命の象徴で、エジプト十字とも呼ばれます。
ヒエログリフ古代エジプトの神聖文字)の1字でもあり、
生命を意味する文字です。
そもそもはサンダルの紐を表していました。
ひっくり返すとわかりますね。輪のところに足首を通すわけです。
 
古代エジプトの神々の絵や像を見ると、
輪っかのところに指を通すようにして、神様が片手にこれを
握っています。
 
ツタンカーメンの名前の中にも、この「アンク」という音が
入っているのですが、わかりますか?
実はこの有名なファラオの名前は3つの単語で出来ています。
TUT ANKH AMEN
トゥト・アンク・アメン→つなげて読むと・・・?
 
外国で、カタカナ的に「ツタンカーメン」と言っても
通じないかもしれません。
そんなときは「KING TUT(キング・トゥット)」
と言えばわかります。
 
ついでに我が家のツタンカーメン君にもご登場願いましょう。
 
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これは大学のときに、博物館実習の授業で作ったものです。
型に石膏を流し込んで作りました。
ちょっと気泡が入ってしまって残念。
 
エジプトでは立っている神やファラオの像は必ず
左足を前に半歩出しています。左は心臓がある方。
なので生きていることを表しています。
立っているのに両足をそろえているのは
その神(王)が死んでいることを表します。
 
実は今日これを書くきっかけになったのはこれ↓。
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昨日、ある方にいただいたツタンカーメン・チョコ。
エジプトのお土産。まあまあの仕上がり?ちょい鼻が欠けてる(汗)。
誰かに見せたかったので、あなたに見ていただき、やっと食べられます。
では、いっただきまーす♪