春の成果・モザイク作品
そろそろ春のイタリア留学について
ご報告を始めようと思っています。
ご報告を始めようと思っています。
まず顔の方ですが、これはラヴェンナの世界遺産の1つ、
サン・ヴィターレ聖堂の祭壇を飾っている壁画の一部で、
ビザンツ皇帝ユスティニアヌス(6世紀)の顔です。
皇帝の左右には廷臣たちが居並んでいます。
実際の様子(画面下部中央)↓
サン・ヴィターレ聖堂の祭壇を飾っている壁画の一部で、
ビザンツ皇帝ユスティニアヌス(6世紀)の顔です。
皇帝の左右には廷臣たちが居並んでいます。
実際の様子(画面下部中央)↓
これまでの生徒さんのなかで、聖人などの片目だけ、とか
両目・鼻・口だけのアップ、などを作った人はいたそうですが、
顔を真っ二つにするデザインを考えたのは私が初めてだったので、
先生には「斬新!」と絶賛されました。むふ。
冠、イヤリング、ブローチの、まん丸の白い飾りは
左下隅のオレンジの半円はテラコッタ(植木鉢のような素焼き)。
ゴールドのところは、ガラスとガラスの間に金箔が挟んであり、
3種類のゴールドを使っています。
光を乱反射するように、表面がフラットにならないようにして
はりつけるのがコツです。
ひとつのテッセラ(ガラス片)は平均1センチ四方。
古代人と同じ道具を使い、ほぼ同じやり方で、
毎日少しずつ黙々と作っていく・・・。
いや~至福のひとときでした。
またいつか新作を作りに行きたいです。
毎日少しずつ黙々と作っていく・・・。
いや~至福のひとときでした。
またいつか新作を作りに行きたいです。
完成直後に工房にて。