バッカスに捧ぐ12 モレッティ

いやー最近暑くなってきましたね。というわけで今日はビールです。
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イタリアといえばワインですが、ビールもあります。
イタリアビールの定番がこのモレッティです。
ホテルの冷蔵庫にも入ってました。
スーパーでも6~8缶セットを買っている人をよく見かけけました。
 
そのうちどこかで飲んでやろうと思っていたのですが、
今年の春はとにかく寒かった!!しかも毎日雨!
着いていきなり風邪を引きかけたりもしたので、
冷たいビールを飲む気にはなれず、結局飲まずじまい。
写真は帰国後、先日訪れたイタリア料理店で偶然にも
やっとありついたモレッティです。

  ☆  ☆  ☆
 
ボローニャラヴェンナ滞在中は赤ワインばかり飲んでました。
この地方(エミリア・ロマーニャ州)一帯は
「サン・ジョヴェーゼ」という葡萄の品種が有名なので、
バルやレストランでグラスワインを頼むと、だいたいこれが出てきます。
 
今回のイタリア滞在中、食事に関して重宝したのが、
イタリアの「アペリティーヴォ」という習慣。
直訳すると食前酒。
イタリアでは夕食を8時ごろからとるのが一般的なので、
その前に軽く一杯飲むことをこう呼びます。
 
夕方5時くらいになるとバルの表に
「いま、アペリテーヴォ・タイムです」的な看板が出ます。
(看板がなくてもやってます。)
で、赤のグラスワインを1杯注文。
「ウンビッキエーレ・ディ・ヴィーノロッソ・ペルファボーレ!」
(毎日のように言ってたセリフ・・・↑)
 
するとワインしか頼んでいないのに、
これもどうぞ、と結構な量のおつまみが付いてくるのです!!
おつまみバイキングがあって食べ放題のところもあれば、
お皿に盛って出してくれるところもありました。
こんな感じ♪
 
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ラヴェンナのバル。バイキング付き。すでに結構売れている。
↓とりあえずの一皿目。おかわりしちゃった。
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町外れにあって、地元の人しかいないカジュアルなお店でした。
 
↓お次はボローニャのバル。なぜかミニぼんち揚げが・・・。
 お線香ではありません。
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少食の私にとっては、アペリティーヴォだけで立派な晩御飯。
4~5ユーロで夕食終了。経済的。
あとでちょっとお腹が空いたら、市場で買ったフルーツを
切って食べたりしていました。まあ疲れているので
大抵その前に寝ちゃうんだけど。
 
私はワインしか頼まなかったけど、
グラスビールでもいいのかな。
色んなものをつまみながら、地元のお酒を気軽に楽しめる
アペリティーヴォ。
イタリアに行かれたらぜひ体験してみてください。