ザ・ビューティフル展
2月にシャヴァンヌ展に行って以来の、久々の美術館♪
実は先日終了した『ラファエル前派展』
(六本木・森アーツセンターギャラリー)とどちらに行こうか
迷ったのですが、『ラファ~』はすでに見たことがある作品が
多かったので、『ザ・ビューティフル』の方にしました。
(六本木・森アーツセンターギャラリー)とどちらに行こうか
迷ったのですが、『ラファ~』はすでに見たことがある作品が
多かったので、『ザ・ビューティフル』の方にしました。
三菱一号館といえば、とにかくあの板張りの床のせいで、
どう歩いてもすんごく足音が響いてしまうのが、
開館当初から気になっていたのですが、久しぶりに行ったら、
展示室内だけは絨毯張りになっていました(廊下は相変わらず)。
どう歩いてもすんごく足音が響いてしまうのが、
開館当初から気になっていたのですが、久しぶりに行ったら、
展示室内だけは絨毯張りになっていました(廊下は相変わらず)。
ちなみに三菱一号館の建物はジョサイア・コンドルの設計に
よるもので、建造時期がちょうど19世紀末。
つまり今回の展覧会のテーマである「唯美主義」の全盛期なのです。
唯美主義というのは、私もよく知らなかったのですが、
展覧会のHPによると、「ラファエル前派」の運動に刺激されて
たかまったムーヴメントだそうで。
だからラファエル前派とメンバーがだぶっているのかあ。
よるもので、建造時期がちょうど19世紀末。
つまり今回の展覧会のテーマである「唯美主義」の全盛期なのです。
唯美主義というのは、私もよく知らなかったのですが、
展覧会のHPによると、「ラファエル前派」の運動に刺激されて
たかまったムーヴメントだそうで。
だからラファエル前派とメンバーがだぶっているのかあ。
さて、展示作品の中で私が気に入ったのは、
やはりチラシでも大きく取り上げられていた
フレデリック・レイトンの『パヴォニア』。
パヴォニアとはラテン語で孔雀のこと。
孔雀の扇を手にした、漆黒の髪が印象的な見返り美人の肖像です。
やはりチラシでも大きく取り上げられていた
フレデリック・レイトンの『パヴォニア』。
パヴォニアとはラテン語で孔雀のこと。
孔雀の扇を手にした、漆黒の髪が印象的な見返り美人の肖像です。
同じくレイトン作の『母と子(さくらんぼ)』も良かった。
母親が子供の世話をしているのではなく、物憂げに横たわる
母親の口元に、幼い娘がさくらんぼをさしだしている・・・。
親より子供の方がしっかりしている感じ(笑)。
母親が子供の世話をしているのではなく、物憂げに横たわる
母親の口元に、幼い娘がさくらんぼをさしだしている・・・。
親より子供の方がしっかりしている感じ(笑)。
絵画だけでなく、工芸品や家具の展示もあり、その中では
トマス・ジェキルの『炉棚の上の装飾』がステキでした。
日本や中国のモチーフも取り入れた和洋中折衷。
中央の大きな凸面鏡が、ファン・アイク(弟)の
『アルノルフィニ夫妻の肖像』を彷彿とさせます。
トマス・ジェキルの『炉棚の上の装飾』がステキでした。
日本や中国のモチーフも取り入れた和洋中折衷。
中央の大きな凸面鏡が、ファン・アイク(弟)の
『アルノルフィニ夫妻の肖像』を彷彿とさせます。
そうそう、最近ビアズレーの新しい画集が出たのですよ↓
めっちゃ欲しい!!表紙が銀の箔押し!!キラッキラしてる!
中のデザインも洒落てる~。
いつか自分へのごほうびに買おうかな。
あ、そろそろ『バルテュス展』の前売り買わないとやばい!
あの「角煮」が九州にやってきます!
HP:http://taipei2014.jp/tokyo.html
HP:http://taipei2014.jp/tokyo.html
では、今日はこのへんで。