ビアカフェ巡り3・ファルスタッフ

ベルギー・ビアカフェめぐりの第3弾です。
今日ご紹介するのは、グランプラスから歩いてすぐのところにあるファルスタッフ』。同じ並びにフリッツ(ベルギー名物のポテトフライ)の有名店もあります。

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1903年創業という歴史あるビアカフェ『ファルスタッフ』Le Falstaff。表にもテーブルが出ていますが、ぜひ店内へ。

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壁や天井がステンドグラスで飾られたアールヌーヴォー様式のしつらえはまるで貴族の邸宅!空いている時間帯に行って、店内の装飾をじっくり鑑賞するのもおすすめです。
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もちろんビールの種類も豊富ですが、伝統的なベルギー料理がいただけるのも魅力。カルボナード(牛肉のビール煮こみ)にシコングラタン、チキン・ワーテルゾーイ(シチュー)など定番メニューが一通りそろっています。

私がここで選んだのはシコングラタン。
シコンとはチコリのこと。ほんのり苦味がある独特の味が好きで、
私はいつも生で食べています。一枚ずつはがしてくぼみにオードブルを入れれば、さしずめ食べられるレンゲ!
イタリアのスーパーで赤チコリのディップを見つけたときもすかさ
ず購入。というくらいチコリ好きの私ですが、チコリを使った料理はまだ食べたことがなかったのです。

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シコングラタン(手前)はシコンを生ハムで巻いて並べ、ベシャメルソースをかけてオーブンで焼いたものです。ちなみに向こうはツレが頼んだチキン・ワーテルゾーイ。

シコングラタンの断面↓
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うおお、おいしい♪火を通すと苦味がほとんどなくなる。食感は鍋の白菜みたい。淡白なシコンに生ハムの塩気がちょうどいい!
シコンが苦手なツレも、これなら食べられる!とおいしそうに食べ
ていました☆

ちなみに「ファルスタッフ」はシェイクスピアの喜劇の主人公。大酒呑みで巨漢の騎士。ヴェルディのオペラのタイトルにもなっています。
お店のステンドグラスにちゃんと彼が描かれていますよ

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昨日「たびねす」に、古代ギリシャ料理が食べられるアテネのレストランの紹介記事が掲載されました。
こちらもぜひご覧くださいhttp://guide.travel.co.jp/article/13426/