ヨーロッパの古典・ラテン語
古代ローマの有名な人物で、ユリウス・カエサル
(Julius Caesar)という人がいます。
古代“ローマ”の言葉(ラテン語)は、“ローマ”字読み
すればいいので、発音は見たまんま
あえて英語風に発音すると、ジュリアス・シーザー。
(Julius Caesar)という人がいます。
古代“ローマ”の言葉(ラテン語)は、“ローマ”字読み
すればいいので、発音は見たまんま
あえて英語風に発音すると、ジュリアス・シーザー。
I V L I V S C A E S A R
「カ」 エサルのつづりからわかるように、ラテン語で
Cはカ行の音です。サ行にも、チャ行にも決してなりません
例えば、カエサルの政敵で雄弁家のC I C E R O、は
キケロであってシセロではありません。(英語ではシセロ。)
Cはカ行の音です。サ行にも、チャ行にも決してなりません
例えば、カエサルの政敵で雄弁家のC I C E R O、は
キケロであってシセロではありません。(英語ではシセロ。)
私が先週、間違いでは?と言ったのは、
この「ルシウス」という英語なまりの呼び方です。
この「ルシウス」という英語なまりの呼び方です。
欧米人がラテン語を読むとき、同じ文字を使っているだけに、
どうしても自国語読みのくせが出ます。
そういう意味では、ローマ字読みに慣れている
日本人がラテン語を読むときの発音こそ、
古代ローマ人に最も近いのでは・・・と考える人もいます。
どうしても自国語読みのくせが出ます。
そういう意味では、ローマ字読みに慣れている
日本人がラテン語を読むときの発音こそ、
古代ローマ人に最も近いのでは・・・と考える人もいます。
日本人が、学校で平安時代の日本語を習うように
ヨーロッパ人にとって、中高校時代に苦労させられた
「古典」こそラテン語です。
「古典」こそラテン語です。
→来週につづく・・・火曜はローマネタ