6と金星とヴィーナス

部屋とワイシャツと私、みたいなタイトルですみません。
古い!
本日まさに今、金星が太陽の前を横切っているそうで。
私はこの珍しい現象が「6月6日に起こる」
ことのほうに驚きました。
 
6という数字は金星と関わりが深く、
日曜(太陽)を1日目とすると6日目が金曜(金星)
金星は英語でヴィーナス。
これはギリシア神話アフロディテ、ローマ時代にウェヌス
と呼ばれた愛と美の女神のこと
なので、6はアフロディテの数ともいえます。
 
6は最初の男性数(奇数)3と、最初の女性数(偶数)2を
掛け合わせてできます。これは男女の結合を表します。
※1は神の数なので男性数には入れません。
 
また6は、二つの正三角形を重ねた6芒星で表されます
上向きの三角形は男性原理を、
下向きの三角形は女性原理を象徴しており、
6芒星もまた、アフロディテの司る性愛のシンボルです
Six(6)とSex(性)の音がよく似ているのは偶然ではありません。
 
タロットカードの6番「恋人たち」のカードには、
アフロディテの息子エロス(ローマではクピド/英語の
キューピッド)が描かれています
 
よく「恋のキューピッド」などといいますが、実はエロスは二種類の矢を持っています
黄金の矢に射られた者は恋に落ちますが、
鉛の矢に射られた場合は恋を忌み嫌うようになります。
マヨネーズに描かれている坊やに
すごい能力があったものです。
 
日没前から光り輝く金星は、古代オリエントの時代
(今から4000年くらい前)から女神とされ、
イシュタルISTAR、アスタルテASTARTなどと
呼ばれました。
どちらにも星Starという言葉が入っていますね

アスタリスクとか、アストロ~、といった言葉も同じ語源です。