実在する!? 謎の「ソロリティー」

漫画家・池田理代子さんの代表作といえば
やはり『ベルサイユのばら
ナポレオンを描いた『エロイカ』や『女帝エカテリーナ』も好きです。
ポーランドを舞台にした『天の涯まで』も読みましたが・・・
 
歴史モノではないゆえに、それまでタイトルしか
知らなかった『おにいさまへ・・・』という作品を、
先日初めてアニメで見たのです(全話一気に!)。

いや~、なんといいますか。
これは「女子高」というものへの偏見をあおりかねないね!
要するに学園モノなのですが、
中等部からいる生徒による、高等部から入ってきた子(主人公)
へのすざまじいイジメあり。
みなの憧れの的になる男勝りの上級生あり。
高校生と思えない、金髪巻き毛で気位の高い
お嬢様(お蝶夫人風)あり
 
ちょっとネットで調べてみたら、ファンの人が、
この作品は女子高出身の友人にしか勧めない、と書いてました。
激しく同意 本当の女子高を知らない人が見ると(読むと)
女子高ってこんな特殊な世界なんだ、と思われてしまいます
(私は女子高出身者です。)
 
で、この物語の中で1つの核となるのが、学内にある
ソロリティー」という団体です。
選ばれた生徒だけが入会を許される、ハイソな社交クラブで、
上級生のお姉さまがたとの、お茶会や勉強会
ご一緒させてもらえる、というもの。
 
アメリカの大学には実際にあるらしいので、
アメリカ人の友人(女性)に聞いてみたところ、やはり本当にあるそうです。
彼女は入っていなかったそうですが、大学内に複数あり、
なぜかたいてい、ギリシア語のグループ名がついています。

団体によっては、ただの飲み会サークルのところもあるけ
ど、
就職のときには、同じソロリティーにいたコネが使えたりも
するそうです。
男子学生版はフラタニティーと呼びます。
いずれも活動内容は秘密で、口外禁止
 
日本人にはなじみがないので、なんだか秘密結社のような
アヤシイものを想像してしまいますね。
大学時代、ソロリティーまたはフラタニティーに入ってましたよ、
という方からの、よりディープな情報をお待ちしています