ミイラの気分が味わえます

8月27日
六本木・森アーツセンターギャラリーで開催中の
大英博物館 古代エジプト展』に行きました。
http://egypt2012.jp/
 
世間はまだ夏休みなので、混んでいるかと思ったら、
夕方4時過ぎに入場したせいか、
比較的、人が少なくじっくり見られました。
 
今回の目玉は37メートルもある
世界最長の「死者の書」、全部公開!です。
 
人が死んでから、イアルの野(楽園)に
到達するまでに、どんな体験や試練が待っているのか。
古代エジプトにおける、死後の世界の道行きの
全体がわかります。
あの有名なオシリスの審判の場面も。
こんな感じで延々37メートル。
イメージ 1

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(↑朝日小学生新聞より)
 
これ以外にも、ミイラ、彩色されたミイラケース(棺)、
ミイラマスク(ミイラの頭部にかぶせるもの)、
緻密な細工のアクセサリー、盤ゲーム、
カノポス壷(遺体から取り出した内臓を納める壷)、
シャブティ(死後の世界で自分の代わりに働かせる人形)など、
エジプトらしいものを網羅しつつ、
展示品数が多すぎない、良い展示でした。
 
今回、「死者の書」以外で特に印象的だったのは、
ヒエログリフで覆われた、ミイラケースです。
外側も内側も、びっしりと呪文の書かれた
ミイラケースを見て、「耳なし芳一」を思い出しました。
 
パピルスで「死者の書」が作られる前は、
死後の世界で必要な呪文を、棺に直接書いたそうです。
 
これを見ながら、一度こんなお棺に
入ってみたいなあ(笑)、などと思っていたら、
会場の出口に入れるお棺がありました!!
(お棺におさまるわたくし↓ ※まだ死んでません)
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さらにショップで、ガチャガチャを発見。
樹脂のボールの中に、ピラミッド、アヌビス神(犬)、
バステト女神(猫)などが入っているもので、
おお、どれが当たってもいい感じ
と思ってやってみたら・・・
 
イメージ 3
 
 
唯一いまいちな
ツタンカーメン(似てねぇ~)
が出てきてガッカリ。
もっかいやればよかった~~!!
ピラミッドかネコが欲しかったよお・・・。
 
展覧会は9月17日までです。