サンダース大佐

今日、9月9日は
あの、ケンタッキーフライドチキンの創業者
カーネル・サンダースの誕生日だそうです。
そういえば先週はドラえもんの誕生日(生誕100年前)や
ピーターラビットの誕生日もありました。

カーネル・サンダースといえば、
いつも思い出す話があります。
それは関西人にはおなじみの話なのですが、
カーネル・サンダースの呪い」
・・・ではありません。
↑ご存知ない方はネットで調べてみてください。
阪神ファンにとっては常識の都市伝説です。
 

これは私が大学生のときに先輩から聞いた話。
 
ある大学生が飲み会で飲みすぎ、翌朝
自分の部屋で目を覚ますと、
なぜかベッドの隣にカーネル・サンダースが立っていました。
 
驚いた彼は、必死で昨晩のことを思い出そうとしますが、
記憶がありません。
どうやって帰ってきたのかも覚えてない・・・。
でも、確かに帰り道の途中にケンタッキーがある。
・・・やってもーた。
 
酔っ払って、連れて帰ってきたらしい。
どうにかして返したい。
でもお店の人に怒られるのはイヤ。
 
彼は近くの公衆電話ボックスに走りました。
(当時はまだ携帯電話は普及していません。)
 
そしてお店に電話して、
「あ、もしもし? わしや。」
「は? どちらさまでしょう。」
「わしや、カーネルや。」
「えぇ!?」
「いまな、××公園におんねん。
ちょっと迎えに来てくれへんか。頼むで。」
 
電話を切った彼が、大急ぎでカーネルおじさん
公園に運んだのは言うまでもありません。
 
     ☆     ☆     ☆

カーネルおじさんの本名は、ハーランド・サンダース。
カーネル」は、ファーストネームではありません。
 
カーネルcolonel は「大佐」という意味で、
これはケンタッキー州の知事が、州に貢献した人物に贈る
「ケンタッキー・カーネル」という名誉称号を
略したものです。
 
彼は45歳のときにこの称号を授けられ、
以来、人々にカーネル・サンダースと
呼ばれるようになりました