バッカスに捧ぐ2 マカビー

おかげさまで、本日の掲載記事が100本目となります!!

いつもご覧いただいているみなさま、
本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします!
 
いや~我ながらよく続いたなあ。パチパチ
というわけで祝杯をあげましょう(笑)。
 
本日のお酒はイスラエル・ビール『マカビー』です。
 
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イスラエルは中東にある、
ユダヤ人が多い国。
ユダヤ人、すなわちユダヤ教徒
にとってもっとも大切な書物は
旧約聖書』です。
 
マカビーとは旧約聖書外典
「マカベア記」の主役である、
古代ユダヤの英雄
ユダ・マカビーのことです。
マカバイ、とかマカベアとも呼ばれます。
 
 
 
 
 
紀元前2世紀のこと。
当時パレスティナを支配していたのはセレウコス朝シリア、という
ギリシア人の王朝だったのですが、
その王様がユダヤ人を迫害し、信仰の自由を奪ったために、
王に抗議して立ち上がったのが、ユダ・マカビーです。
 
ユダが率いるユダヤ軍 VS シリア軍の戦いを
マカベア戦争と呼びます。
そして彼はついに、イェルサレムにあったユダヤ教の神殿を
ユダヤ人の手に取り戻したのでした。 
 
この活躍により、ユダには「鉄槌」を意味するマカビー
というあだ名が付きました。
まさに、シリアに鉄槌を下してやった、ということでしょう。

マカベア戦争をテーマにした、ヘンデルのオラトリオ
『ユーダス・マッカベウス』の中に、
「見よ、勇者は帰る」という曲があるのですが・・・
この曲を、みなさんはよくご存知のはず!
 
表彰式で必ずかかるアノ曲です!
わかりますか??
 
♪ちゃーん、ちゃーちゃちゃーん↑、ちゃーん↓
ちゃららら↑、ちゃんちゃんちゃーん↓♪
・・・なんのこっちゃ。
 
ま、ま、とにかくそういう訳でですね、
イスラエル・ビール「マカビー」は
勝利や成功を祝うのにふさわしいビールなのです。
 
ちなみに、江古田(西武池袋線)の駅のすぐ近くに
本格的イスラエル料理のお店『シャマイム』があります。
私はここで初めて「マカビー」を飲みました。
 
白金高輪の『デヴィッド・デリ』にもおいています。
中東料理って、たまにムショ~に
食べたくなるわ~。