特急あじあ号

金曜・中国デーです。
 
先週に続き、満鉄の遺産その2。
大連に保存されている、
満鉄の花形蒸気機関車あじあ号」の紹介です。
 
ツアーだと「あじあ号」見学が入っていることが
多いですが、個人では見られないと聞いていました。
 
が、見られないはずはない!!
と勝手に信じて、根性で行きました(汗)。
だって、日本人に見せるだけで金になるのに、
個人だからといって中国人が断ると思えな~い!
 
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ネットでみつけたこの門↑と住所が手がかり。
(旧ロシア人街の東の方)
門の奥に、転車台を囲む扇形の機関庫が見えています。
 
幸い、この日の午前中に予約を入れることができたので、
午後、時間通りに到着し、この門の前から
改めて携帯で電話。
 
「私たち日本人です!二人です!いま、着きました。」
と片言の中国語で話すと、
わかった、ちょっと待ってろ、との返事。
すぐに、建物から鍵を手にしたおばちゃんが出てきて
手招きします。
(帰り際に、このおばちゃんに30元、払いました。)
 
機関庫の鉄扉が開けられ、「あじあ号」のお出ましです。
おおっきい~~!すごい迫力!!
(右奥に後から来た人が写っています。人と大きさを比べてみてください。)
 
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中に入る(上がる)こともできます。
といっても、これは先頭の牽引車。
石炭をくべる場所(ボイラー)が見られます。
ツレは炭水車にもよじ登っていました。
客車はついていません。
 
そしてこの動輪の大きさ!
直径2メートルはあります。
 
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解説板も撮りましたので、ご興味ある方は
拡大して読んで下さい。(笑。手抜き)
ちょいちょい日本語がおかしいのはご愛嬌。
 
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鉄道の素人から一言だけ。
最高時速130キロ!?
1930年代に! 蒸気機関車で?
・・・まあ当時の最先端ですわな。
 
このあじあ号の動く姿は、
NHKスペシャル・「映像の世紀」の中で見ることが出来ます。
また、戦後は中国に接収され、
1980年代まで使われていたそうです。
 
実はあじあ号がもう一体、
瀋陽でも保存されているという、未確認情報があります。
公開されているかどうかも含め、場所など
詳しいことはわかりません。
正確な情報をご存知の方、ご一報ください。
 
 
今度の日曜夜9時は
~第2集・漢字誕生 王朝交代の秘密~
が放送されます!
楽しみです♪