チョコレー党に1票

甘いものが苦手な私が、例外的に好きなもの、
それはチョコレート
 
神の食べ物(テオブロマ)という学名を持ち、
アステカ王国で王や戦士が滋養強壮のために
飲んでいたチョコレートは、
ポリフェノールなどを含む栄養食品でもあります。
 
関連記事(チョコレートの歴史):
 
 
12月7日(金)
 
上野・国立科学博物館で開催中の
「チョコレート展」に行ってきました。
(来年2月24日まで)
金曜の夜17時以降は、男女問わず2人で行くと、
1人1000円で入れます。
(通常一般:1400円)
 

まずは、チョコレート製の
シロナガスクジラ蒸気機関車がお出迎え。
(科博に行ったことがあれば、このチョイスが
おわかりかと思います。)
 
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↑レールも枕木も、後ろに積んでいる石炭もぜーんぶチョコ
 
 
あ、そうそう。この展覧会は一部の場所をのぞき
会場内での写真撮影が可能です。
みなさん、携帯で撮りまくってました。
 
最初の部屋では本物のカカオの木やカカオ豆を
見ることができ、カカオの実に触ったりもできます。
花は意外と小さく、幹から唐突に咲きます。
 
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ひとまわり小さくしたような
カカオの実。
 
 
中に、綿で包まれた、
アーモンドそっくりのカカオ豆。
 
大きさの比較のため、
上部につまようじを
置いています。
 
※会場にあった
「チョコレートファンのあなたに」
という小冊子より

 
 
 
 
次の、歴史をたどるコーナーには、マヤ文明
チョコレート容器などの展示がありますが、
いずれもレプリカです。
 
私が一番気に入ったのは、ヨーロッパの貴族たちが
使っていたチョコレートカップ
紅茶やコーヒーのカップとの違いは明らかで、
ソーサーにカップの下部を包む立ち上がりがあります。
カップの安定性を高め、かつデザインもステキでした。
※見ほれていたら、写真を撮り損ねた。

明治や森永など、お菓子会社の
懐かしいパッケージやポスターの展示をすぎると
今度は「チョコレートの作り方」コーナー。
 
カカオの実を収穫するところから始まり、
豆を発酵、乾燥させて各国へと輸出。
工場に到着したカカオ豆がその後、
どのようにチョコレートあるいは
ココアになって
いくのかを学べます。
 
ここで観覧者はカカオ豆になったかのように
実際に風に吹かれたり(豆の皮を吹き飛ばす)、
熱風にさらされたり(香ばしさをひき出す)します。笑。
 
このとき私は、たまたまチョコレートをカバンに
持っていたので、箱の裏の原材料のところを見ながら
展示を見ると、より面白かったです。
 
さらに世界各国のチョコレートの型の展示、
ショコラティエの作る高級チョコレートの分類、
などの紹介があり、
最後はまた上野らしく、パンダの形の巨大チョコが
現れて展示は終了。
 
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←↓パンダ、ハチ公、
恐竜、太古の生物などが
チョコで再現されている。
 
 
展覧会が終わったら
どうするのかなあ・・・。
 
 
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ショップには、当然チョコレートがいっぱい。
製菓会社が出しているグッズもあります。
(「アポロ」が印刷されたメモ帳など。)
 
また、あなたの写真がそのまま板チョコの
パッケージになります、なんていう商品もあり、
クリスマスやバレンタインには、ここに
カップルの行列ができるんでしょうかね~。
 
本日11日から27日までは、
チケットのデザインがクリスマス仕様になるなど
「クリスマス企画」をやっています。
 
 
甘~い香りが漂い、お腹がすいてくる
展覧会でした