バッカスに捧ぐ8 グリューワイン

いや~めっきり寒くなりましたね~。
 
日本酒を熱燗にするように、
ヨーロッパの人もワインを温めて飲むのを
ご存知ですか?
といっても普通のワインをチンするわけではなく、
それ用に味付けがされているものです。
 
それが、グリューワイン。
ドイツ語でホットワインのこと。
ワインにフルーツ果汁やハーブ・スパイスを加えて、
砂糖や蜂蜜で甘くしてあり、温めて飲みます。
 
ドイツではクリスマスマーケット(屋外)で
カップに入ったグリューワインを売っていて、
みんな飲みながら歩いています。
香りがよく、スパイスで体が温まります。
 
ただし甘くてジュースみたいなので、
基本的に食事には合いません!!
日本の甘酒みたいな感覚でしょうか。
 
 
イメージ 1
 
 
左は、ドイツのニュルンベルク
の町がデザインされていて、
ラベルが気に入っています。
 
中央の塔は、かつての
カイザーブルク。
 
中世の面影いっぱいの街で、
デューラーの家なども
あります。
 
ここで開かれる
クリスマスマーケットは
ドイツの中でも指折りの
美しさとにぎやかさで有名です。
 
 
 
 
 
 
さて中身ですが、
ブルーベリーワインに、アニス、クローヴ、シナモン
などで風味付けをしてあります。
アルコールは10%と低め。たっぷり1リットル入り♪
 
 
右は赤ワインに、さっきと同様のスパイスを入れ、
さらにオレンジやレモンも加えてあります。
 
写真は2本とも赤ですが、
白のグリューワインもあります。
白の場合は、りんご果汁とシナモンなどが入っています。
 
 
飲むときには、マグカップなどに注いで、
沸騰しない程度(60度くらい)にチンします。
たくさんの人で飲むときには、鍋で温めると早いです。
 
最近は日本でもよく売っているので、
グリューワイン未経験の方はぜひ♪
甘くておいしいので、
くれぐれも飲みすぎに注意ですよ