ズーラン、ふたたび

わたくし昨年から、これにはまっています。
 
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土じゃありませんよ。
ズーランです。
むかーし一度、ここで紹介したのですが、
覚えておいででしょうか。
関連記事:http://blogs.yahoo.co.jp/moralehistorya/31085885.html

一般的にはクミンと呼ばれる、中東のスパイス。
カレーに必ず入っているものなので、
これを嗅いだだけでカレーの匂いがします。
クミンはエジプト原産で、地中海地方では古くから
料理に使われていました。
新約聖書旧約聖書千夜一夜物語アラビアンナイト)にも
登場するそうです。
 
私は中華料理のお店で、羊肉の「ズーランスパイス」炒め、
を食べて以来クミン(中国語でズーラン)にはまってしまい、
とうとうクミンパウダーを買って、何にでもかけて
食べるように。
 
特に相性がいいのは肉料理。
牛丼を食べるときに紅しょうが、七味をかける
までは当たり前ですが、そこにズーランをふりふり。
あ、昨日は麻婆豆腐にかけました。
もちろん、これらを作っている最中の、味付けのときに
入れてもいいのですが、まあ、好みがあるので、
一応家族に気を遣って、自分の皿にとってからかけてます。
本当はズーラン自体も炒めた方が、香りがひきたつのかも。
 
チキンラーメンにもパラパラ。納豆にはナンプラーとズーラン。
餃子のタレにまぜてもいいし。
チャーハンにもグッド。
・・・あれ、やっぱり中華料理と合うのかな。
 
カレーを作るときにはもちろんたくさん入れます。
市販のルーにプラスしてこれを入れれば、
本格的なインドカレーの味にぐっと近づきます。
 
あとはチキンのズーランソテーもお気に入り。
とりももに塩コショウして、ズーランをまぶして
小麦粉をはたいて焼くだけ。タンドリーチキンもどき。
香りがなんともエスニック。
ご飯に合う!ビールにも合う!
 
で、最近、ズーランって何か薬効があるんだろうか?
と思うように。
西洋人がスパイスとかハーブと呼んでいるものを
中国人は漢方薬と呼んでいるわけだから、
何かいいことあるかな~。
 
調べてみたら、胃の調子を整えたり、胃を強くしてくれて、
消化促進によいとか。
食欲増進で夏バテによく、抗ガン作用もあるそうな。
というわけで今日も、北海道みやげにもらった
スープカレーにズーランを入れて食べようと思いまーす。