ディオファントスは何歳で死んだ?

一時期、NHK・Eテレの「2355」(にーさんごーごー)
にはまっていました。
ねこの歌と、“ボルボックス”(藻)の歌がお気に入りでした。
 
最近は早く寝るようにしているので、ここ1年くらい
2355を見ていなかったのですが、先日たまたま見たら
衝撃的な出会いが。
 
この4月から始まったらしい、
ディオファントスの一生」という歌です。
今後も放送があると思います。
(ちなみに狩人が歌っています。)
 
恥ずかしながら私、この歌を聴くまで、古代の数学者
アレクサンドリアディオファントス」(紀元3世紀ごろ)
を知りませんでした。
 
彼の墓碑に、次のような文章が刻まれているそうです。
これがそのまま、歌詞の内容でもあります。
 
ディオファントスの人生は、
6分の1が少年時代で、
12分の1が青年時代で、
人生の7分の1が経ったときに結婚し、
結婚して5年たって子供が生まれた。
しかしその子はディオファントスの一生の半分しか生きずに亡くなった。
子供の死から4年たったとき、ディオファントスは死んだ。」
 
 
ということは・・・?
 
ディオファントスは何歳で死んだんでしょうか??
簡単な一次方程式ですね。
古代にしては長生き~~。
 
 
ところで、調べてみたら以前には2355で
私の尊敬するエラトステネスに関する歌もやってた!!
「エラトステネスのふるい」がそのまま歌に!
なんてこった~、見てないよう~、と検索してみたら
こちらは既にどなたかがYOUTUBEにアップしてくださっていて、
見ることができました。
 
エラトステネス(BC3世紀ごろ)はヘレニズム期のアレクサンドリア
で活躍した自然科学者で、プトレマイオス朝エジプトにおける
最先端学術センターであった「ムセイオン」の館長さん!
ムセイオンは博物館を意味するMUSEUMの語源となりました。
 
彼は地球が球であることを知っており、その円周が約4万5000km
であると算出しました。
また素数を選りだす方法を編み出し、これは
「エラトステネスのふるい」と呼ばれています。