バッカスに捧ぐ15 ギリシアのお酒

アテネでゲットしたお酒です。
まさにバッカスに捧ぐ。
バッカスギリシアローマ神話のお酒の神様で、
ディオニュソスともいいます。
 
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左からビールの「ミソス」、蒸留酒「ウゾ」、
フレーバーワインの「レッツィーナ」、
ギリシアのブランデー、「メタクサ」。
 
ミソスは日本でもよく売られています。飲みやすい。
ミソスとは、ギリシア語で「伝説」という意味。
ドイツの職人が醸造技術を持ち込んで造ったそうで、
確かに味はドイツビールに似ています。
 
現地でも、観光のあとの夕食でいただきました。
アクロポリス博物館内の
パルテノン神殿が見えるレストランにて↓
 
 
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徐々に外が暗くなっていき、食事が終わるころには
パルテノンがライトアップされていました。
窓にはりついて撮った♪↓
 
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次のウゾは、以前に紹介したトルコのラクと同じもの。
アニスのいい香りがします。
関連記事:http://blogs.yahoo.co.jp/moralehistorya/31334278.html
 
ワインを造ったあとのブドウのしぼりかすを蒸留して造ります。
30度から50度くらいあるので、水で倍ぐらいに薄めて飲みます。
水を注ぐと白濁します。
この間、なんとなくお湯をそそいでみたら、
白くならなくてびっくりでした。なんで?
 
さて、お次のレッツィーナですが。
これはちときつい。一緒に味見をした家族いわく
「仁丹?」(笑)。
松ヤニの香りがつけてある白ワインです。
確かに弦楽器の弓に塗る松ヤニの匂いがします。
しかしむしろ、木材くさいというか、薬品くさいというか、
・・・やっぱ仁丹ぽい。
でもまあ、基本は白ワインですから、慣れれば
あまり気にならないです。
 
このレッツィーナにはこんな由来があるそうです。
昔、ヤギの革袋にワインを入れ、木と松ヤニで栓を
していたところ、松ヤニが溶けてワインに混ざってしまった、とさ。
・・・そんなもん飲まんでよろしい!!
 
最後のメタクサ。これはめったくさいけます。
いや、そこそこおいしい。
甘~い良い香りがしますが、36度もあるので飲みすぎ注意!
ハーブやバラから抽出したエキスや、甘味料が
加えてあり、マスカットのような香りも。
 
いつかまたギリシアに行ったら、ウゾとメタクサ
もう一度買いたい。
あと、現地のギリシア人に赤ワインの「カトイ」が
おいしいよ、とすすめられたのですが、
持って帰れるアルコールの容量&スーツケースの重量が
オーバーしそうだったので、今回は泣く泣く見送りました。
カトイ(「ト」にアクセント)も次の機会にゲットしたいです。