バッカスに捧ぐ19・アドヴォカート&モーツァルトリキュール

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ベルギーで偶然入手した「アドヴォカート」。今年の夏はバニラアイスにこれをかけて食べるのがマイブームでした。
アドヴォカートはブランデーと卵で作った、オランダの卵リキュー
ル。この名前、何かに似てません?そう、アヴォカド。森のバターともいわれるあの果物(野菜?)。

このお酒はそもそも中南米でアヴォカドを原料に作られていました。新大陸からこれを持ち帰ったオランダ人は、自分たちでも作りたいと思ったものの、ヨーロッパにはアメリカ原産のアヴォカドはありません。そこで独特のコクを出すために卵を代用した、というわけ。

2種類あり、全卵を使っているか卵黄だけを使っているかの違いのようです。
最初にスプーンですくって舐めてみたときの正直な感想は
「カスタードクリーム+ウニ」。
濃厚でめっちゃ強い。白い方が22度。黄色い方が15度。これをバニラアイスにちょろっとくっつけて食べると、うーん、大人のデザ
ート。

普通は700mlくらいのビンに入って売っていて、日本でも買えますジンジャーエールなど炭酸系のもので割ったり、ミルクで割ってエッグノッグ風にしたりと、カクテルにするのがいいようです。ヨーロッパ版の卵酒かな。

ちなみにadvocaatはオランダ語で「弁護士」という意味もありま
す。これを飲むと弁護士のように饒舌になる、ということでしょうか。

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お次の写真は、オーストリアの「モーツァルト・チョコリキュール」(左の2つ)と「マロン・リキュール」(中央)。
「モー~」は割とメジャーなウィーンみやげ。チョコなのでバニラ
アイスとの相性はばっちり。黒が17%、白が15%。もう1つビターというのがあります。
ビンの大きさは色々あって、ソフトボール大のが並んでい
るのをウィーンでよく見かけます。
「マロン~」は今回初めて購入。まだ開けてませんが、味は想像できますよね。これは寒くなってからホットミルクに混ぜてみよう。
「モー~」は日本でも買えるようです。いまこんなサイトを見つけ
ました。

アイスにかけるといえば、もひとつおまけにブームにもなった(今も?)「ココナッツオイル」!(写真右端)。通りがかりのホーチミン空港で見つけ、ためしに購入。
バニラアイスが突然トロピカルテイストに!めっちゃ合う!常温(
25度以上)だと透明でさらさらですが、アイスに触れたとたんロウのように白く固まるのも楽しいです。

というわけで、この夏わたしがバニラアイスにかけていたもの3種でした。

最後にイベント情報です。
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