チュニジア大使閣下に拝謁

先日、市ヶ谷にあるチュニジア大使館でチュニジア文化に触れるひとときを過ごしました。

はじめにカイス・ダラジ特命全権大使閣下から英語でご挨拶があり↓
(左は通訳の女性)
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次にチュニジア観光の見どころ紹介、そしてチュニジアのPRビデオの上映が続きます。
ここでちょっと復習!チュニジア北アフリカにあり、ちょうどイタリア半島と向かい合うような位置にあります。
古代にはカルタゴというフェニキア人の都市国家が栄えており、ローマ人との3度にわたるポエニ戦争のすえ滅亡しました。カルタゴの名将ハンニバルが象を率いてアルプスを越えた話は、ローマ史における有名な逸話です。

アラブ人がやってきてからは現在までイスラム教の国。公用語アラビア語
チュニジアの首都チュニスは『世界史序説』を書いたイブン・ハルドゥーンの故郷でもあります。
部屋を飾る巨大な砂漠のバラ↓
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ビデオのあとは、以前に在チュニジア・日本国大使をされていた小野保昭氏がチュニジア滞在の所感を述べられました。
ここで場所を移動して第二部お食事&歓談の始まり~。

以前トルコ大使館で行われた同様のイベントに参加したときは大使閣下は最初の挨拶をされただけでしたが、今回はなんとこの懇親会にダラジ大使閣下ご自身も出席され、参加者とにこやかにご歓談されていました。

というわけで、わたくしもご挨拶申し上げ、一緒にお写真をとっていただきました↓
ついでに名刺ももらったのだ☆
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お食事はもちろんチュニジア料理。有名なクスクス、ローストビーフ、チキンの煮込み、サラダ、キノコのミニ春巻き風、タイのフリット、などなど盛りだくさん。北アフリカでは定番の唐辛子ペースト「ハリッサ」にも初挑戦。

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ドリンクはソフトドリンク&チュニジアの赤白ワイン飲み放題。わたくしは赤ワインを3杯いただきました。料理にめっちゃんこマッチ。おいしかった~♪
帰り路でハッと、あ!白も味見しておけばよかった!と後悔・・・。
↓クスクスはかってに盛ってくれる・・・多い!お腹はちきれそうになった(汗)

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途中で伝統楽器「ウード」が登場。多摩美術大学教授でウード奏者の松田嘉子氏による生演奏です。哀愁を帯びた切ない雰囲気が素敵でした↓

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食事が終わるとデザートタイム。中東では定番のミントティ(私は苦手ですが)と
ナツメヤシを使ったデザートです。フレッシュフルーツ、リンゴタルトなどもありました↓
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あっというまの2時間半のパーティでした。大使閣下はほぼ最後まで臨席されました。出口では、お土産にチュニジアのロゴ入り袋が手渡され、中にはチュニジアの観光パンフレットとともにナツメヤシを使ったスイーツが4粒入っていました。

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普段私が食べているナツメヤシよりも柔らかくて甘さ控えめで、おいしかったです。
同じナツメヤシでも産地が違うと微妙に味が違うのですね~。
おしまい

澁澤りべかの「たびねす」最新記事です。
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