ズーラン♪ズーラン♪

ソーラン節じゃあ、ありません。
私が最近ハマッている、中国のスパイスです。
というわけで、金曜・中国デーです。
 
話は、西安出身の中国人の友人がランチに
連れていってくれたお店から始まります。
 
そこは西安四川料理の店なのですが、
刀削麺(とうしょうめん)がおいしい
ということだったので
マーラー刀削麺のレディースセットを頼みました。
 
本場の人のお墨付きだけあって、
これがめっちゃおいしい!!
程よい辛さ。うまみのあるスープ。しかも量が多い!
隣のテーブルに座った、体育会系な感じの
いかつい兄ちゃんたちが次々と、野太い声で迷わず
「レディースセット。」
・・・ボリュームありすぎ。
 
で、気に入ったので次は、夜に行ってみました。
そこでズーランとの運命の出会いが
 
「ラムの串揚げズーランスパイス」
にやられたのですね~。
独特の香りとうまみがなんともクセになる~!
中国ビールにも合う~。
 
それから時々、これを食べに行くように。
先日食べたときには、料理が出てきた瞬間、
「あれ、これってカイロ空港のにおい!
アラブ人のにおいだああ!!」
という大発見もありました。
(カイロ空港に立ち寄った直後だった。)
 
普段からスパイスの効いたものをたくさん食べている
アラブ圏の人たちの体臭は
ズーランのにおいに極めて近いです(個人的感想)。
 
 
この謎のスパイス、ズーラン。
調べてみたら、クミンのことでした。
中国では「孜然」と書きます。
 
お店で食べたのは、クミンだけでなく、
他にも色んなスパイスを混ぜていると思います。
その配合が絶妙なんですね~。
しばらく日が経つと、なぜかムショ~~に食べたくなるうう
 
クミンは新疆(ウイグル)方面の羊肉料理に
よく使われるそうです。羊のにおいを消すためでしょう。
中国東北の大連では、夜市の屋台でウイグル人のやっている
羊の串焼きが大人気でした。↓
 
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もしかしてこれが本場の、ラムのズーラン串だったのかな。
がんばって買えばよかった・・・。
(中国人は列を作らない。気の弱い日本人はいつまでたっても買えない。)
 
やっぱり暑いときは、スパイスの効いた料理が
おいしいですね。
そうそう、クセになるスパイスといえば・・・。
 
長くなりました。
続きはまた別の機会に。