アイシャ's Kitchen その4

パキスタン人の友人、アイシャ(仮名)が作ってくれた
手料理を紹介するシリーズです。
 
この日のランチは、インド・パキスタン料理の定番
チキンカレー!!(右下)
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めっっちゃんこ、おいしーー♪
絶妙なスパイスづかい、たまねぎの甘さとチキンの旨み。最高です。
左にあるナンのようなものを一口大にちぎって
カレーの上におき、カレーごとつまみ上げて食べます。
 
このナンのような薄いパンを、アイシャはチャパティと呼んでいましたが、
ウルドゥ語パキスタン国語)では「ロティ」、
アラビア語では「フバス」と呼ぶ、と言っていました。
 
アイシャはロティを作るための専用フライパンを使っていて、
「タヴァ」というそうです。
端の立ち上がりがない、真っ平らなフライパンで、
クレープを焼く鉄板に柄がついたようでした。
ドバイで買ったのを持ってきたそうです。
 
写真右上は、お米とミックスベジタブルを使ったスープです。
ちょっと塩気が薄くて、私はいまいちでした。
 
さすがにスープはスプーンを使って食べますが、
インド圏、イスラム圏の人たちの多くは、
普段はカレーでも揚げ物でもなんでも手で食べます。
 
私もインドネシアに行ったとき、
イスラム教徒がやっているパダン料理のレストランで
手食に挑戦しました(郷に入ればなんとやら)が、
手を使って食べると妙においしさが増すような気がするのは
・・・なんでだろう。
自分の手から、ダシが出ている!?(笑)
 
しかしアイシャさん、息子(いま2歳)を日本で育てる
つもりなら、いずれはお箸の使い方を教えなきゃだめですよ。
給食をなんでも手で食べてたら、いじめられちゃうよ。(たぶん)
 
そういえば・・・来日5年になるのに、
一度も外食したことがないと言ってたな。
確かにイスラムの食事規定があるから
自分で作ったものが一番安心できるだろうけど。
日本語が読めないから、レトルトで手抜きもできないし
お惣菜も買えない。
(ちょっびっとでも肉や動物の脂肪が使ってあればアウト。)
・・・365日、3食、手作りって大変だな~!!!
 
最後に、この日もまたチャーハンを持たせてくれました。
肉片がくっついた牛骨がボーンと入っていて(シャレではない)、
木の枝のごときものがドーンと入っていて、
実はシナモンでした。大胆。日本で買うと高いだろうに。
 
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