今日のお・や・つ19 スコーン

口の中の水分を全部もっていかれるような
あの粉っぽさが好き♪
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というわけで、今日のおやつはイギリス名物スコーン。
これは安物↑。シュークリームみたいに見えますね。
最近うちの近くにスコーン専門店とやらが出来たそうで、
近々行ってみる予定☆
 
横に半分に割って、ジャムやクロテッドクリームをつけて食すのが
イギリス流。ミルクティーと一緒にいただきたいですね。
 
スコーンはイギリス王家と深いかかわりがあります。
イングランド国王は代々、ロンドンのウェストミンスター大聖堂
戴冠式を挙げてきました。
その際に使用される「コロネーション・チェア(戴冠式玉座)」
は彫刻のほどこされた木製の椅子なのですが、
その椅子の座面の真下に大きな四角い石が置かれています。
 
これは「スクーンの石 the Stone of Scone」と呼ばれ、
スコットランド国王の戴冠式玉座として使われていた石を、
13世紀にイングランド国王エドワード1世が戦勝記念に
スコットランドから奪って持ち帰ったものとされています。
それ以来、歴代イングランド国王はこのスクーンの石の上に座ることで
正式な王(女王)となったのです。
 
しかしこの石を奪われたスコットランド人の恨みは続き、
20世紀に入ってからも2度の盗難事件が起こっています。
いずれも犯人はスコットランド愛国者でした。
そしてついに1996年、この石はスコットランドに返還され、
いまはエディンバラ城に保管されています。
このスクーンの石を模して作られたのが「スコーン Scone」
だという説があります。
 
もう10年以上前ですが、ロンドンのフォートナム&メイソン
アフタヌーンティーをいただいたことを今も思い出します。
イギリスは遠い・・・という方は近場の香港もおすすめ。
かつてイギリス領だった香港では、
ペニンシュラやフォーシーズンズなどの高級ホテルで
英国式のすてきなアフタヌーンティーをいただけます。
 
紅茶といえばいま、キリンの「午後の紅茶」の
パッケージも話題ですね。パッケージのミッキーやプーさんを
番号順にコマ送りすると動くそうです。まあ何本も買わないと
できないので、詳しくはキリンのHPを参照ください。
 
最後にもうひとつイギリスの話。
先週の水曜、故サッチャー元首相の葬儀がロンドンの
セント・ポール寺院で行われました。
 
砲台に載せられた棺が到着
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エリザベス女王(中央)の横を棺が通過
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葬儀の様子
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セントポール寺院に面した通りのシャッターにバカでかく
「RAMEN」と書いてあるのが何度も映って
私はそっちの方が気になりました。
最近は寿司とならんで、ヨーロッパで日本食の代表となっている
ラーメン。
ロンドンでもはやっているのですね・・・。