おのぼりさんな1日【前編】

5月8日
皇居の見学に行きました。
 
午後1時半に桔梗門に集合ですが、少し早めの1時に到着。
異様なほどぞろぞろと皇宮警察の警察官が立っています。
1時過ぎくらいに、事前に入手した許可証を見せて列をつくり、
敷地内に入場。
 
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最初に窓明館というホールで皇居の紹介ビデオを見るのですが、
ビデオ上映が始まる1時30分までの間が、唯一のお買い物ターイム!
集合時間より早めに来たのはこのためです。ふふふ。
ホールの奥にあるお土産物店(生協)で、ここぞとばかりに
記念品を買いまくり。すべてのものに菊の御紋が!
というわけで今回はさっそくグッズを披露。
 
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菊の御紋と二重橋が裏表になっている金・銀チョコ。
御紋の人形焼き。せんべい。お箸2種、キーホルダー、なぜかシャモジ。
赤と青のボールペンには御紋と「皇居参観記念」の文字が。
そしてペアの冷酒グラス。
 
あ、まだあった。皇居の地図の下敷き。
「皇居のしおり」も購入。
あとは現地でもらったパンフレット類。
 
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買い込んだものや重い荷物は窓明館のコインロッカーに
預けることができますが、お買い物はもうできません。
さて、ビデオを見て今日のルートを予習したあと、見学に出発です。
1度の見学に80名くらいの人が参加しています。
早く入場した人から順に、ガイド氏のあとに続きます。
外国人の姿も多く、英語のハンディガイドを渡されています。
 
いまさらですが、皇居が江戸城なのはご存知ですね。
坂を上ると左手に立派な石垣が見えてきます。
その石を寄進した大名たちの家紋が彫ってあるのが
ところどころに見えます。
その先には左手に車庫があり、御用車が顔をのぞかせていました。
わざと見せてくれているのか、偶然シャッターが開いていた
のかはわかりません。
 
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右手には立派な「富士見櫓」。
江戸城本丸の、現存する唯一の櫓です。
 
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約15メートルの石垣の上にそびえる、約15メートルの三重櫓。
どこから見ても美しいので、“八方正面の櫓”と呼ばれたそうです。
ただし、明暦の大火(1657)で焼失したり関東大震災
倒壊したりしているので、現在の姿は1925年(大正14年)に
再建されたもの。
この櫓は東御苑からも見ることができます(南西の端)。
 
次に見えてきたのは宮内庁庁舎。
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1935年(昭和10年)建造。昭和27年~44年までは
この建物の3階が仮宮殿として使われていました。
今上天皇のご成婚パレードの出発地点。
少し進んで左手奥に「坂下門」。
現在、皇居に出入りする際に最もよく使われる門です。
 
広くて長ーい空間、宮殿東庭に出ました。
ここは新年や天皇誕生日一般参賀の人たちが立ち並ぶところ。
右手遠方に宮殿が見えますが、一旦宮殿の前を通り過ぎ、
正面の「正門鉄橋」(いわゆる二重橋)を渡ります。
 
この橋からは、左手にめがね橋のような「正門石橋」↓が見えます。
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現在は、いま渡っている鉄橋と写真の石橋を合わせて「二重橋
と呼ぶことが多いですが、本来二重橋とは「正門鉄橋」を指す言葉だそうです。
かつてこの鉄橋は木橋で、濠が深かったために橋げたを
二重に組んでいたところから、二重橋と呼ばれました。
 
「正門鉄橋」のたもとに「伏見櫓」があります。
 
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鉄橋の外灯と伏見櫓を入れた景色↑が一番の絶景ポイント。
ここでは写真タイムもゆっくり取ってくれたので、
みんな伏見櫓を背に記念撮影していました。
伏見櫓は、3代将軍家光のころに京都の伏見城から
移築された二重櫓で、左右に大きな多聞も残っています。
多聞とは石垣の上に防御と装飾のために作られる櫓の一種。
倉庫や武器庫として使われることもあります。
 
ここからしばらくは、もときた道を戻ります。
再び正門鉄橋を渡り、いよいよ宮殿に最接近です!!
 
~つづく~