ハモン・デ・狂想曲~最終回~

覚えておいででしょうか。
我が家にスペイン生ハムの原木(げんぼく)が
あったことを。
私がハムちゃんと呼んで、ちびちび削って
食していたことを。
そのやせていくさまを、随時レポートしていたことを・・・。

※生ハム原木=豚の後ろ足まるまる1本。
※くわしくは書庫の「ハモン・デ・狂想曲」をごらんください。
 
ちょっとおさらいしてみると、
我が家に来た当初のハムちゃんはこんな感じでした。
 
イメージ 1
 
上面をうっすらうっすらスライスし、
ひっくり返して、さらに削り・・・
 
イメージ 2

寒くなるとともに、骨に近くて堅い部分を削るのが
困難になり、しばらく放置されていたのですが、
昨年末、鰹節のようになってくっついている身を
出刃包丁でなんとかそぎとり、ついに骨だけになりました。
 
        ↓ここが骨盤
 
イメージ 3
 
乾燥が激しかった身も、しばらくオリーヴオイルに
つけておくと柔らかくなり、最後までおいしくいただきました。
 
で、この残った2.4キロの骨をどうするか・・・。
がんばれば、とんこつスープがとれるそうなのですが、
このデカい骨を、鍋に入る大きさにするのは至難の業!!
包丁ではムリ。木材用ノコギリでもたぶんダメ。
電ノコをわざわざ買うのも・・・。
 
私はこのまま庭に埋めて、びせーぶつさんに
キレイに肉を取り除いてもらい、しばらくののち
掘り出して、美しい骨格標本にした~い!!
と言ったのですが、あえなく家族に却下され・・・。
 
あるいはそのままずっと埋めておけば、
次にこの家を買った人が見つけたときに
“白骨死体だ~!!”てなことになって
面白いだろうな・・・なーんて、ふふ。(←趣味が悪い)。
 
結局、外に運び、新聞紙でくるんだ上から
ひたすらトンカチで叩きまくり、
関節をはずすなどしてようやく普通ゴミの大きさに
(50センチを超えると粗大ゴミで有料回収)
まで小さくして、何度かに分けて捨てました。
 
骨を叩いていた場所に、そのあと野良ネコがやってきて
フンフン、フンフン。
一生懸命においを嗅いでる~。
一匹来ては去り、また別のコが来ては去り。
ごめんね~、匂いだけで~(笑)。
 
以上、ハモン・デ・狂想曲、最終回でした。
 

 
 
 
 
 
 
 
ちょ、ちょ、ちょ、ちょ~っと待ってください!
ショップジャパン風)
突然ですが、みなさんは、消費税の増税前に何を
買いましたか?
私は、えーと、米と、洗剤と、ワインと・・・
 
もうおわかりですね。
数日前、2代目ハムちゃんがやってまいりました~!(笑)
自分への誕生日プレゼントを数ヶ月前倒し!

というわけで来週以降、「ハモン・デ・狂想曲Ⅱ」
をお送りいたしま~す。